CIIA(国際公認投資アナリスト)とは?何ができる・CFAとの違い

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投資や運用の世界で、国際的に通用する専門資格「CIIA(国際公認投資アナリスト)」。「これを取ると何ができるの?」「有名なCFAと、どう違うの?」と気になる人は多いはずです。この記事では、制度の細かい概要ではなく、CIIAで何ができるか(活かし方)と、よく比較されるCFAとの違いに絞って解説します(資格の制度やCMAとの関係など、詳しい概要は、記事末のリンク先にまとまっています)。

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CIIA(国際公認投資アナリスト)とは?

まず、CIIAが何かを、手短に押さえておきましょう。CIIAは、Certified International Investment Analyst の略で、日本語では「国際公認投資アナリスト」と呼ばれます。投資分析や、資産運用(ポートフォリオ・マネジメント)などの専門能力を、国際的に認定する資格です。

この資格を統括するのは、スイスに本部を置くACIIA(国際公認投資アナリスト協会)という団体で、世界の多くの国の証券アナリスト協会が参加しています。日本では、日本証券アナリスト協会が試験を運営しており、日本にいながら、この国際資格に挑戦できます。ひとことで言えば、「投資分析のプロであることを、世界共通のものさしで証明する資格」です。では、この資格を持つと、実際に何ができるのでしょうか。

CIIAで何ができる?活かし方

CIIAを取得すると、どんな場面で活きるのでしょうか。舞台は、投資・運用のプロフェッショナルの世界です。

活躍の場は、証券会社、運用会社(アセットマネジメント)、銀行、保険会社など。仕事としては、企業や市場を分析して投資判断のもとをつくる「アナリスト」や、実際に資産を運用する「ファンドマネージャー」などが代表的です。CIIAで身につけるのは、財務分析、株式や債券の分析、資産の運用、職業倫理といった、投資判断に必要な専門知識。これらは、運用や調査の現場で、そのまま武器になります。とくに大きいのが、「国際的に通用する」という点です。外資系の金融機関や、海外の投資家・企業とやりとりする業務で、「自分は、世界基準で認められた投資分析のプロだ」と示せる。グローバルに活躍したい金融パーソンにとって、これは強力なアピールになります。ただし、この資格がないとできない仕事がある、という「業務独占」ではありません。あくまで、高度な専門性と、国際的な信頼を証明するものだと考えておきましょう。それでも、キャリアの幅を、国内から世界へと広げる後押しになります。

有名な”CFA”との違い

投資の国際資格というと、真っ先に「CFA」を思い浮かべる人も多いでしょう。CIIAとCFAは、名前も響きも似ていて、混同されがちです。ここをしっかり整理しておきましょう。両者の違いを、下の表にまとめました。

CIIACFA
発祥ヨーロッパ(スイス中心)アメリカ
統括団体ACIIA(国際公認投資アナリスト協会)CFA協会(米国)
日本での挑戦日本語でも受験できるとされるおもに英語

CFAは、アメリカ発の、世界的に知られた投資の資格です。一方のCIIAは、ヨーロッパ(スイス)を中心に生まれた、別の国際資格。統括する団体も、成り立ちも異なる、まったく別物です。CIIAは「欧州版のCFA」と呼ばれることもあり、水準の高い国際資格として、CFAと比較されることがあります。どちらも、投資分析の高度な専門性を示すという点では共通していますが、母体が違うのです。日本の投資パーソンにとって、実務上、大きな違いになりやすいのが「言語」です。CFAはおもに英語での挑戦になりますが、CIIAは日本では日本語でも受験できるとされており(最新の条件は要確認)、その分、日本人にとっては挑戦のハードルが下がります。名前が似ているからと混同せず、「別団体の、別の国際資格」だと覚えておきましょう。

※ 上の表の「CFAはおもに英語」「CIIAは日本語でも受験できる」という点や、受験の条件は、変わることがあり、要確認です。CFAの詳しい制度は、それぞれの公式でご確認ください。CIIAの制度やCMAとの関係など、詳しい概要は、記事末のリンク先(固定ページ)にまとまっています。

前提となる「CMA」について(簡単に)

CIIAに挑戦するうえで、一つ知っておきたいことがあります。それは、日本でCIIAを受けるには、前提となる資格がある、という点です。

日本には、日本証券アナリスト協会が認定する「CMA(日本証券アナリスト)」という国内資格があります。日本では、このCMAを持っていることが、CIIAを受験するための前提とされています。つまり、いきなりCIIAだけを取ることはできず、「まず国内のCMAを取り、そのうえで国際的なCIIAへ進む」という流れになります。CIIAは、いわばCMAの国際版で、国内資格から国際資格へのステップアップの関係にあるのです。このCMAとCIIAの関係や、受験の要件の詳しい話は、記事末のリンク先にまとまっているので、そちらをご覧ください。ここでは、「CIIAはCMAの先にある、国際版の資格」とだけ、押さえておけば十分です。

CIIAになるには(概略)

CIIAを取得するまでの、大まかな流れも見ておきましょう。

先に触れたとおり、日本ではまず、土台となるCMA(日本証券アナリスト)を取得します。そのうえで、CIIAの試験に挑戦します。CMAを持っている人は、日本の証券アナリスト試験が土台として認められるため、CIIAの「最終試験」に合格することで、資格を取得できるとされています。試験では、財務分析や、株式・債券の分析、資産の運用、職業倫理など、投資分析の高度な専門知識が問われます。さらに、一定の実務経験が必要とされる場合もあります(要件の細部は要確認です)。道筋をまとめると、「CMAを取る」→「CIIAの最終試験に合格する」。国内資格を土台に、国際資格を積み上げる形です。

持ち帰り豆知識:日本語でも挑戦できる、国際資格

「国際資格」と聞くと、「英語で受けなければならないのでは?」と、身構えてしまうかもしれません。ですが、CIIAには、日本の受験者にとって、心強い特徴があるとされています。

CIIAは、世界の多くの国のアナリスト協会が参加する国際資格でありながら、日本では、日本語で受験できるとされています(最新の受験条件は要確認です)。世界的に有名なCFAが、おもに英語での挑戦になるのと比べると、これは大きな違いです。世界共通の水準の資格を、母国語で受けられる――これは、国内のCMAを持つ人にとって、国際資格に手が届きやすくなる、ありがたいポイントです。「英語がネックで、国際資格をあきらめていた」という人にとっても、CIIAは現実的な選択肢になり得ます。国内のCMAという土台があり、そこから日本語で国際資格に挑める。CIIAは、日本の金融パーソンが、世界の舞台へ一歩を踏み出すための、身近な入り口になっているのです。

まとめ:世界基準で”投資分析のプロ”を示す資格

CIIA(国際公認投資アナリスト)は、投資分析の専門能力を、国際的に認定する資格です。証券会社や運用会社などの投資の専門職で、とくに国際的な場面で活きます。有名なCFAとは、アメリカ発とヨーロッパ発という、母体の違う別の国際資格で、日本ではCIIAを日本語でも受験できるとされる点が、実務上の大きな違いです。日本で挑戦するには、前提として、国内のCMA(日本証券アナリスト)を取得しておく必要があります。

投資・運用の世界で、国際的に通用する専門性を身につけたいなら、CIIAは目指す価値のある資格です。まずは土台となるCMAを取得し、そこからCIIAへと進むのが道になります。なお、CIIAの詳しい制度や、CMAとの関係、試験の内容は、下のリンク先(固定ページ)にまとまっています。受験の要件は変わることがあるので、正確な情報は日本証券アナリスト協会で確認してください。

CIIA(国際公認投資アナリスト)について
「CIIA(国際公認投資アナリスト)」とは?証券分析・資産運用で国際的に通用する資格です。日本証券アナリスト協会が運営し、CMAの上位に位置づけられます。

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