暗号通貨技能検定で何が学べる?受けて役立つ場面を解説

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ビットコインをはじめとする暗号資産(暗号通貨)。ニュースで見聞きする機会は増えても、「仕組みがよくわからない」「リスクが心配」という人は多いはずです。そうした暗号資産の知識を、体系立てて学べるのが「暗号通貨技能検定」です。この記事では、この検定で何が学べ、受けるとどんな場面で役立つのかを、中立的な立場で解説します(検定そのものの概要は、記事末のリンク先にまとまっています)。

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どんな検定?暗号資産を体系的に学ぶ

暗号通貨技能検定は、暗号通貨(暗号資産)やブロックチェーンに関する知識・技能を認定する民間検定です。運営しているのは、一般社団法人日本クリプトコイン協会。国家資格ではなく、講座の受講と検定試験がセットになった、民間の検定です。ビットコインなどの仕組みから、取引や法規制、セキュリティまで、暗号資産にまつわる知識を体系立てて学べるのが特徴です。

暗号資産は、投資の対象としても、決済の手段としても、少しずつ利用が広がっています。一方で、仕組みが複雑で、価格の変動が大きく、詐欺やトラブルの話も耳にします。だからこそ、正しい知識を持って、リスクを理解することが大切です。この検定は、そうした知識を、断片的にではなく、順序立てて身につけられるように設計されています。あくまで「知識を学び、その習得を示す」ための検定であり、投資で利益を得ることを目的としたものではない、という点は押さえておきましょう。

レベルの構成

この検定は、段階的なレベルで構成されています。講座を受けたうえで、検定を受ける形が基本です。おもなレベルを、下の表にまとめました。

レベル内容
基礎講座導入・入門
初級合格で「認定アドバイザー」
上級合格で「公認アドバイザー」(初級合格が前提)

入門の基礎講座から始まり、初級の検定に合格すると「認定アドバイザー」、さらに上級に進むと「公認アドバイザー」といった認定を得られます。上級を受けるには、初級の合格が前提です。その上には、さらに指導する立場を目指す、上位のコースも用意されています。自分の理解度に合わせて、段階的にステップアップしていける仕組みです。試験だけを受けることはできず、講座の受講とセットになっているのも、この検定の特徴です。

何が学べる?

では、具体的にどんな知識が学べるのでしょうか。レベルによって、扱う内容が深まっていきます。

初級では、お金やビットコインの基礎から、ブロックチェーンのしくみ、取引を支える技術、そしてウォレット(暗号資産を保管する仕組み)を実際に作ってみる演習まで学びます。暗号資産が、どういう技術で成り立っているのかを、土台から理解できる内容です。上級になると、改正資金決済法や金融商品取引法といった法規制、暗号化の技術、スマートコントラクトなど、より専門的な内容へと進みます。仕組み・法規制・技術という、暗号資産を理解するうえで欠かせない3つの柱を、順を追って学べる構成になっています。とくに、法規制やセキュリティの知識は、リスクを正しく理解するうえで役立ちます。

なかでも、ブロックチェーンのしくみは、暗号資産を理解するうえでの核心です。ブロックチェーンとは、取引の記録を、鎖のようにつないで、みんなで分散して管理する技術のこと。特定の管理者がいなくても、記録の改ざんが難しい――そんな特徴が、暗号資産を支えています。この基礎を押さえておくと、暗号資産のニュースを見たときにも、何が起きているのかを、より深く理解できるようになります。言葉の意味がわからないまま、雰囲気だけで判断してしまうのは危険です。技術の土台を知ることは、この分野と冷静に向き合うための、大切な第一歩になります。

※ 級の構成や合格の基準、受講の費用、税務の扱いなどは、変わることがあり、また情報源によって記載が異なる場合もあります。受講・受験の際は、日本クリプトコイン協会の公式サイトで、最新の正確な情報を確認してください。

どう役立つ?(中立的に)

この検定は、どんな場面で役立つのでしょうか。ここは、冷静に、中立的に考えておきたいところです。

暗号資産に業務で関わる人や、この分野を仕事にしたいと考える人にとって、知識を体系的に学び、その習得を示せることは、一つの裏づけになります。また、暗号資産に関心はあるものの、誤った情報や、詐欺・トラブルを避けたい、という一般の学習者にとっても、正しい知識を身につける手がかりになります。大切なのは、この検定が「投資で儲けるための資格」ではない、ということです。暗号資産は価格の変動が大きく、リスクをともないます。この検定の意義は、あくまで、その仕組みとリスクを、正しく理解すること。知識という土台を持ったうえで、どう向き合うかは、一人ひとりが慎重に判断すべきことです。

じっさい、暗号資産をめぐっては、「必ず儲かる」といった甘い言葉での勧誘や、詐欺のトラブルが後を絶ちません。そうした被害を避けるためにも、正しい知識は身を守る盾になります。仕組みやリスクを理解していれば、怪しい話に、冷静に「おかしい」と気づけるからです。この検定を、投資をあおるものと誤解せず、あくまで「知識を身につけ、リスクを見極める力を養うもの」として捉えることが大切です。新しい技術ほど、正確な情報とそうでない情報が入り混じります。だからこそ、信頼できる形で体系的に学べる機会には、意味があるのです。

持ち帰り豆知識:”仮想通貨”は今は”暗号資産”

「暗号通貨」「仮想通貨」「暗号資産」――似た言葉がいくつもあって、混乱する人もいるでしょう。じつは、これらはほぼ同じものを指しています。ポイントは、法律上の正式名称の変化です。

かつて「仮想通貨」と呼ばれていたものは、2020年に施行された改正資金決済法によって、法律上の正式名称が「暗号資産」に統一されました。ニュースや会話では、今も「暗号通貨」「仮想通貨」といった通称が使われますが、法律の世界では「暗号資産」が正式な呼び方です。この検定では、そうした通称と法令用語の両方に触れながら、仕組みとリスクを学べます。言葉の違い一つとっても、この分野が制度として整えられてきた歴史が見えてきます。名前が変わった背景には、利用者を保護するためのルールづくりが進んできた、という流れがあるのです。

まとめ:仕組みとリスクを体系的に学ぶ検定

暗号通貨技能検定は、日本クリプトコイン協会が運営する、暗号資産の知識を学ぶ民間検定です。講座と検定がセットで、初級・上級と段階的に、仕組み・法規制・技術を学べます。あくまで知識とリスク理解を示すための検定で、投資の利益を目的としたものではありません。

暗号資産について、正しい知識を身につけたいなら、最初の一歩は、この検定で何を学べるのかを調べてみること。仕組みやリスクを理解しておくことは、この分野と冷静に向き合ううえで、きっと役立ちます。安易に儲け話に飛びつくのではなく、まず土台の知識を固める――その姿勢こそが、新しい技術と付き合ううえで、いちばん大切なことです。なお、検定の概要は下のリンク先(固定ページ)にまとまっています。級の構成や費用、税務の扱いなどは変わることがあり、情報源によって記載も異なるので、受講の前に必ず公式サイトで最新の正確な情報を確認してください。

暗号通貨技能検定について
「暗号通貨技能検定」とは?一般社団法人日本クリプトコイン協会が実施する、暗号通貨・ブロックチェーンの知識と活用力を認定する検定です。初級・上級の2段階で、ビットコインの仕組みから資金決済法・DeFi・NFTまでをオンラインで体系的に学べます。

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