ビジネスマネージメント資格(JLESA)について

在宅受験可筆記試験誰でも受験可
民間資格

ビジネスマネージメント資格(JLESA)とは?

概要・難易度・取得後の活かし方を解説

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ビジネスマネージメント資格(JLESA)の概要

ビジネスマネージメント資格は、一般社団法人日本生活環境支援協会(JLESA)が認定する民間資格です。心理トレーニングやNLP、認知科学の知見を活用した社員教育・組織マネジメントの知識を体系的に学べる内容になっています。

※ この資格名と同名・類似名の資格が他団体からも発行されているため、「(JLESA)」を付けて区別しています。JLESAは暮らしや仕事にまつわる幅広いテーマで民間資格を認定している団体で、「ロジカルシンキングマスター資格」「着物マイスター」など多彩な資格を展開しています。

試験の出題範囲と形式

出題範囲は、心理トレーニングやアイスブレイク研修の手法、カリスマ型・管理型・協調型といったマネジメントスタイルの分類、NLP(神経言語プログラミング)や認知科学を活用した社員教育の考え方など、組織や人をどう動かすかという「対人マネジメント」に重心を置いた内容です。売上管理や事業計画といった一般的な「ビジネスマネジメント」のイメージとはやや異なり、実際には人材育成・組織心理に近い出題内容になっている点は事前に押さえておきたいポイントです。

NLP(神経言語プログラミング)とは、人の思考パターンや行動のクセを言語と結びつけて分析し、コミュニケーションや自己変革に役立てる心理学的アプローチのことです。ビジネス研修やコーチングの現場でもよく使われます。

試験は在宅受験方式です。インターネットで申し込むと1週間以内に試験問題が郵送され、解答を返送すると到着から10日前後で合否が確認できます。試験期間・受験申込み期間の制限は撤廃されており、現在は年間を通じていつでも受験できます。

受験資格・対象者

受験資格に制限はなく、誰でも受験できます。受験料は10,000円(税込)で、合格基準は70%以上の評価です。合格後は任意で認定カード・認定証(各5,500円)を発行してもらえます。

「マネジメント=数字管理」とは違う切り口の資格

一般的に「ビジネスマネジメント」というと予算管理やKPI設定といった数値面をイメージしがちですが、この資格が扱うのは人の心理や行動特性を理解したうえでの組織運営です。管理職として部下と接する際の「伝え方」や「動機づけ」に悩んでいる人にとっては、数字の知識よりも実践的に役立つ内容といえます。

難易度・学習時間の目安

★☆☆☆☆ 在宅受験の実質オープンブック方式で、心理学の入門知識があれば取り組みやすい

試験は自宅で問題を解いて郵送する形式のため、手元に参考書やメモを置きながら解答することも実質的に可能です。管理職研修やコーチングの本を読んだことがある人であれば、NLPやマネジメントスタイルの分類には馴染みがあるはずで、学習時間の目安は10〜20時間程度です。心理学初学者でも、入門書を1冊読み込む程度の負荷感で対応できます。

アイスブレイクとは、初対面同士や緊張した場の空気を和らげるために行う簡単なゲームや会話のことです。研修やミーティングの冒頭でよく使われます。

合格率の目安:公式な合格率は公表されていませんが、合格基準は「70%以上の評価」で、在宅受験という形式上、出題範囲を事前に確認しておけば十分に合格が狙えるレベルとされています。

取得後に活かせる仕事・関連する職種

管理職・チームリーダー

部下やメンバーの育成・評価に悩む管理職にとって、心理学的な視点からマネジメントスタイルを見直すきっかけになります。カリスマ型・管理型・協調型といった分類を知ることで、自分のクセに気づき、状況に応じてスタイルを使い分けるヒントが得られます。

研修講師・人材育成担当

社員教育やアイスブレイクの手法を体系的に学べるため、社内研修の企画・運営を担当する人事部門や、外部講師としての活動を考える人にも実務的な内容です。

コーチング・キャリアカウンセリング関連職

NLPをベースにした対人スキルは、コーチングやキャリア相談の現場でも活用されています。すでにコーチング系の資格を持つ人が、知識の幅を広げる目的で取得するケースもあります。

誕生の背景・歴史

「知識だけのマネジメント論」への反省から

マネジメント論というと経営学の理論書が中心になりがちですが、実際の職場では理論より「部下にどう伝えるか」「モチベーションをどう引き出すか」という対人スキルが問われる場面が多くあります。JLESAが認定するこの資格は、経営理論ではなく心理学・NLPという切り口からマネジメントを学び直せる仕組みとして整理されている点が特徴です。

在宅受験形式が支持されてきた背景

会場での受験ではなく、自宅で問題を受け取り解答を返送する在宅受験方式は、多忙な管理職や地方在住者でも受験しやすいという利点があります。JLESAが認定する資格の多くがこの形式を採用しており、学習と受験のハードルを下げることで知識の証明を身近なものにする狙いがあるとされています。

どんな人が、どんな目的で取得しているのか

新任管理職

プレイヤーから管理職に昇進したばかりで、部下との接し方に悩む人が、心理学的なアプローチを体系的に学び直す目的で受験するケースが見られます。

人事・研修担当者

社員教育プログラムの企画にNLPやアイスブレイクの知見を取り入れたいと考える人事担当者が、知識の裏付けとして取得する例があります。

独立系コーチ・カウンセラー志望者

個人で企業向けの研修やコーチングサービスを提供したいと考える人が、対人マネジメントの知識を補強する目的で取得する場合もあります。

豆知識:マネジメントスタイルという分類のはなし

「カリスマ型・管理型・協調型」という3分類

リーダーシップ論の世界には数多くの分類方法がありますが、「カリスマ型」「管理型」「協調型」というシンプルな3分類は、自分や周囲の上司がどのタイプに近いかを直感的に把握しやすい枠組みとして紹介されることがあります。1つのスタイルが絶対的に優れているわけではなく、状況やメンバーの特性に応じて使い分けることが望ましいとされています。

NLPはもともとセラピーの手法だった

NLP(神経言語プログラミング)は、1970年代にアメリカの言語学者と心理学者が、優れたセラピストの話し方や思考パターンを分析してモデル化したことから始まったとされています。もともとは心理療法の技法として生まれたものが、後にビジネスやコーチングの分野に応用され、現在のような形で広まりました。

まとめ ― 数字ではなく「人」を動かすマネジメントを学ぶ資格

こんな方にとくにおすすめ

  • 部下やメンバーとのコミュニケーションに悩む管理職の方
  • 社員教育や研修の企画にNLP・心理学の知見を取り入れたい人事担当者の方
  • コーチングやカウンセリングの知識の幅を広げたい方

取得に向けた第一歩

まずはNLPやマネジメントスタイルの分類について、入門書やWeb記事で概要を掴んでみるのがおすすめです。すでに管理職研修やコーチングの知識がある方は、そのまま受験して知識の整理度合いを確認するのもよいでしょう。

公式サイト:ビジネスマネージメント(JLESA) 公式サイト