DIY工作アドバイザー(JLESA)について

在宅受験可誰でも受験可
民間資格

DIY工作アドバイザー(JLESA)とは?

概要・難易度・在宅受験の仕組みを解説

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DIY工作アドバイザー(JLESA)の概要

DIY工作アドバイザーは、一般社団法人日本生活環境支援協会(JLESA)が認定する民間資格です。DIYに関する知識と工具の使い方を理解し、家具づくりなどの製作についてアドバイスできる人に向けて認定される資格として位置づけられています。

※ 似た名称の資格として、一般社団法人日本DIY・ホームセンター協会が認定する「DIYアドバイザー」が別に存在します。こちらは主にホームセンター等での接客・相談対応を想定した資格で、主催団体も出題範囲も異なります。取り違えに注意してください。

試験の出題範囲と形式

出題範囲は、DIYの基礎知識から、DIYに必要な道具、メジャーの使い方、便利なボンドの種類、マスキングテープの使い方といった基本的な内容に加えて、百均グッズを使った簡単DIY、初めての塗装の進め方、壁紙の貼り方など実践的なテーマ、さらにDIYで気を付けるべき注意点まで幅広くカバーされています。

※ 出題範囲に「百均で出来る簡単DIY」が含まれているのがこの資格の特徴です。本格的な木工技術というより、身近な材料・道具で気軽に始められるDIYの知識・アドバイス力を重視した内容になっています。

受験資格・対象者

受験資格に制限はなく、年齢・学歴・実務経験を問わず誰でも受験できます。すでにDIYを趣味にしている人が、自己流の知識を整理し直す目的で受験するケースが目立ちます。

在宅受験という受験スタイル

試験は在宅受験(郵送方式)です。申し込み後1週間以内に問題一式が郵送され、テキストや資料を見ながら解答し、返信用封筒で郵送します。会場に足を運ぶ必要がなく、到着から10日前後で合否が確認できます。

難易度・学習時間の目安

★★☆☆☆ 資料を見ながら解答できるが、実践知識の幅広さが問われるレベル

在宅受験で資料を確認しながら解答できるため、暗記の負担そのものは大きくありません。ただし、道具の使い方から塗装・壁紙貼りといった実践的な工程まで出題範囲が広いため、実際に手を動かした経験がある方が解答しやすい試験です。合格基準は70%以上の評価とされています。

合格率の目安:公式の合格率は公表されていません。合格基準は70%以上の評価とされ、在宅受験で資料を見ながら解答できるため、基本的な道具知識とDIYの実践経験があれば合格を狙いやすい試験です。

取得後に活かせる仕事・関連する職種

DIY教室・カルチャースクール講師

「何から揃えればいいか分からない」という初心者に向けて、道具選びから塗装・壁紙貼りまで基礎から案内できる知識が、教室運営や講師活動での強みになります。

DIYコンテンツの発信・アドバイス業務

SNSや動画でDIYの手順を発信する際、道具の選び方や失敗しやすいポイントを裏付けを持って説明できることは、視聴者からの信頼につながります。

ホームセンター・雑貨店でのアドバイス業務

百均グッズを使った簡単DIYの知識は、身近な店舗での接客・相談対応にも活かせます。本格的な工具を使わない範囲での提案力が求められる場面で役立ちます。

賃貸物件のDIYリフォーム相談

近年は「原状回復可能なDIY」を条件付きで認める賃貸物件も増えています。壁紙の貼り方や塗装の知識があれば、退去時に元に戻せる範囲を踏まえたリフォーム提案ができ、不動産会社や入居者向けのアドバイス役としても活躍の場が広がります。

誕生の背景・歴史

「気軽に始められるDIY」への需要の高まり

近年は本格的な工具を揃えなくても、百均グッズやホームセンターの手軽な材料で家具や雑貨をリメイクする「プチDIY」の人気が高まっています。日本生活環境支援協会は、こうした裾野の広いDIY需要を踏まえ、専門的な木工資格とは異なる、より生活者目線のDIY工作アドバイザーを整備しました。

試験期間の撤廃と在宅受験への統一

同協会が扱う資格は、もともと決まった試験期間が設定されていましたが、全国どこからでも自分のタイミングで挑戦できるようにという方針のもと、現在は期間の定めなくいつでも受験できる在宅受験方式に統一されています。DIY工作アドバイザーもこの流れの中で整備された資格の一つです。

どんな人が、どんな目的で取得しているのか

趣味のDIYを体系立てて学び直したい人

すでに自己流でDIYを楽しんでいる人が、道具や材料の知識を整理し直す目的で取得するケースが多く見られます。基礎から学び直すことで、作業の安全性や仕上がりの精度が安定しやすくなります。

DIY教室や発信活動を始めたい人

教室運営やSNS発信を検討している人が、知識の裏付けとして資格を取得し、プロフィールや紹介文に活用しています。

特にビフォーアフターの写真とともに手順を紹介するコンテンツは反響を得やすく、資格の有無が「この人の説明は信頼できる」という安心材料として機能するケースも増えています。

在宅時間を活用して学びたい人

試験期間の縛りがなく在宅で受験できるため、育児や仕事の合間を使って自分のペースで学習・受験したい人にも選ばれています。

豆知識:DIYにまつわる話

「DIY」はもともと戦後復興のスローガンだった

DIY(Do It Yourself)という言葉は、第二次世界大戦後のイギリスで、爆撃を受けた住宅を住民自身の手で修復しようという運動から広まったといわれています。「専門業者に頼らず自分でやる」という発想が、時代を経て趣味や生活の楽しみとしてのDIYへと変化してきました。

百均グッズがDIYのハードルを下げた

かつてDIYといえば専用の工具や材料をホームセンターで揃える必要がありましたが、百円ショップで塗料や取っ手、収納パーツまで手に入るようになったことで、初期費用をかけずに気軽に挑戦できるようになりました。出題範囲に「百均で出来る簡単DIY」が含まれているのは、こうした時代の変化を反映していると考えられます。

まとめ ― 道具の知識で、暮らしをちょっと便利に

こんな方にとくにおすすめ

  • 趣味のDIYを体系立てて学び直したい方
  • DIY教室の運営やSNS発信に活かしたい方
  • 在宅で自分のペースで資格取得に挑戦したい方

取得に向けた第一歩

まずは公式サイトで最新の受験要項を確認しましょう。すでにDIYの経験がある方は、塗装や壁紙貼りなど苦手な工程を中心に復習しておくと、試験対策がスムーズに進みます。

公式サイト:DIY工作アドバイザー資格試験要項(日本生活環境支援協会)