終活ライフコーディネーター(JAFA認定)について

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民間資格

終活ライフコーディネーター(JAFA認定)とは?

概要・難易度・老後の備えを支える知識を解説

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終活ライフコーディネーター(JAFA認定)の概要

終活ライフコーディネーター(JAFA認定)は、一般社団法人日本能力教育促進協会(JAFA)が認定する民間資格です。お墓・葬儀・医療・遺産相続・資産管理・エンディングノートといった「人生の終わりに向けた備え」全般の知識を体系的に学び、本人や家族が納得できる終活を支援できる人材を育てることを目的としています。

終活とは、人生の終わりを見据えて、医療・介護・葬儀・相続などの希望を整理し、家族とも共有しておく準備活動全般を指す言葉です。

試験の出題範囲と形式

JAFAが認定する教育機関(通信講座のformieなど)のカリキュラムを通じて学習します。出題範囲は、健康を保つための体づくりの準備、判断力低下に備えた事前準備、死亡前後の手続きとお金の準備、終末期医療への考え方、身辺整理、葬儀・お墓の手続き、おひとりさまとして生き抜く方法、老後の住み替え、エンディングノートの書き方まで、終活全体を横断する構成になっています。

エンディングノートとは、万一のときに備えて、自分の希望や大切な情報を書き残しておくノートのことです。法的効力はありませんが、家族への意思表示として役立ちます。

受験資格・受験方法

JAFAへの直接申し込みはできず、協会が指定する認定教育機関の講座を受講した人だけが受験できます。講座受講後は随時、在宅でWeb試験を受けられ、結果もその場で確認できます。会場に足を運ぶ必要がなく、自宅で完結できる点は、介護や仕事で忙しい世代にとって取り組みやすい仕組みです。

この資格ならではの特徴

終活関連の資格は「お墓・葬儀」に特化したものや「相続・法律」に特化したものが多い中、この資格は健康づくりから資産管理、エンディングノートの書き方まで幅広くカバーしている点が特徴です。1つの資格で終活の全体像をつかめるため、初めて終活を学ぶ人の入り口として位置づけやすい内容になっています。

難易度・学習時間の目安

★☆☆☆☆ スマホ学習で完結。標準学習期間は約1ヶ月

標準的な学習期間は約1ヶ月とされていますが、受験期限に制限はなく、自分のペースで進められます。教材はWeb上で完結し、スマホでもスキマ時間に読み進められるため、終活関連の専門知識がない状態から始めても無理のない難易度です。

※ この資格は法律や税務の専門資格ではないため、相続税の申告や遺言書の作成といった実務は、別途、税理士や弁護士など専門家への相談が必要になる点に注意しましょう。

合格率の目安:公式には非公表。在宅のWeb試験で、講座内容に沿って学習すれば十分合格を狙えるレベルとされています。

取得後に活かせる仕事・関連する職種

終活カウンセラー・セミナー講師

地域の公民館や高齢者向け施設で終活セミナーを開いたり、個別相談に応じたりする活動に活かせます。終活は「知っているようで知らない」分野のため、体系的な知識を持つ人材へのニーズが根強くあります。

介護・福祉関連職の専門性向上

すでに介護職やケアマネジャーとして働いている人が、利用者や家族から終活について相談を受けた際に、的確なアドバイスができるようになるという理由で取得するケースも多く見られます。

保険・不動産・葬祭業界での接客

生命保険の見直しや老後の住み替え相談、葬儀・お墓の相談窓口など、終活と隣接する業界で働く人にとっても、顧客の不安に寄り添った提案をする裏付けとして役立ちます。特に住み替えや保険の見直しは「今すぐ決めなくてもいい」テーマだからこそ、押し売りにならない丁寧な説明力が求められる場面であり、終活全体の知識があることで信頼を得やすくなります。

誕生の背景・歴史

「終活」という言葉の広がりとともに

「終活」という言葉は2009年ごろから週刊誌などのメディアで使われ始め、その後、高齢化の進行とともに一般に広く定着しました。エンディングノートや生前整理といった具体的な行動が注目されるようになり、終活関連の資格・講座もこの流れの中で数多く生まれています。

JAFAによる認定資格としての位置づけ

一般社団法人日本能力教育促進協会(JAFA)は、「学ぶ人が活躍できる社会を創り、教養・知識の向上を支援する」ことを目的とする団体で、食・栄養、心理学、実用スキルなど幅広い分野で60以上の資格を認定しています。終活ライフコーディネーターは、通信講座を通じて誰でも取り組みやすい形で終活の知識を届けるという協会の方針の中で生まれた資格の1つです。

どんな人が、どんな目的で取得しているのか

親の終活をサポートしたい人

高齢の親を持つ世代が、「何から手をつければいいかわからない」という状態を解消するために学ぶケースが多く見られます。エンディングノートの書き方や相続の基礎知識を知っておくことで、家族間の話し合いがスムーズになります。

自分自身の老後に備えたい人

50代・60代を迎えて、自分自身の老後や「おひとりさま」としての備えを考え始めた人が、体系的な知識を得る目的で受講することもあります。

終活関連ビジネスへの参入を考える人

生前整理サービスや終活相談窓口といった事業への参入を検討している人が、基礎知識の裏付けとして取得するケースも見られます。無資格でも始められる分野だからこそ、「体系立てて学んだ」という実績が、初対面の相談者に安心感を与える材料になります。

豆知識:終活をめぐる意外な話

「終活」は就職活動の「就活」をもじった造語

「終活」という言葉は、就職活動を意味する「就活」の語感をもじって生まれた造語だといわれています。人生の終わりに向けた準備を、前向きな「活動」として捉え直す狙いがあったとされ、この言葉の広まりとともに、終活を暗く重いテーマではなく「自分らしく生きるための準備」と捉える考え方が浸透していきました。

エンディングノートは書店でも大人気ジャンルに

エンディングノートは、当初は葬儀会社や自治体が配布する無料冊子が中心でしたが、現在では書店の文具・書籍コーナーに専用コーナーが設けられるほど市場が広がっています。デザイン性の高いノートや、家族へのメッセージ欄が充実したものなど、種類も多様化しています。

まとめ ― 家族と自分の未来を、前向きに整理するために

こんな方にとくにおすすめ

  • 親の終活サポートで何から始めればいいか迷っている人
  • 自分自身の老後や相続について体系的に整理しておきたい人
  • 終活セミナー講師や相談業務に将来的に携わりたい人

取得に向けた第一歩

まずはJAFAが認定する教育機関の講座内容を確認し、自分の生活リズムに合ったペースで学習を始めましょう。エンディングノートを実際に書きながら学ぶことで、資格の勉強がそのまま自分や家族の終活の第一歩にもなります。

公式サイト:一般社団法人日本能力教育促進協会(JAFA)公式サイト