サウナエキスパート(JAFA認定)とは?
概要・難易度・サウナブームで注目の在宅資格を解説
サウナエキスパート(JAFA認定)の概要
サウナエキスパートは、一般社団法人日本能力教育促進協会(JAFA)が認定する資格で、サウナの正しい入り方やマナー、健康効果、活用シーンなどを体系的に学べる内容になっています。近年の空前のサウナブームを背景に、「なんとなく気持ちいい」で終わらせず、根拠を持ってサウナを語れる人材の育成を目指した資格です。
※ JAFAとは、一般社団法人日本能力教育促進協会の略称です。デジタル化が進む社会の中で、生活に役立つ知識を分かりやすい形で届けることを目的に、さまざまな資格認定・セミナー事業を展開している団体です。
試験の出題範囲と形式
講座はJAFAが認定する教育機関「formie(フォーミー)」を通じて提供され、全10章44レッスンというボリュームで構成されています。サウナの起源や世界のサウナ文化、正しい入り方、健康効果、仕事との付き合い方、サードプレイスとしてのサウナの楽しみ方、女性ならではのサウナ活用法まで、幅広いテーマを扱っているのが特徴です。
試験自体は、認定機関の講座を受講したうえで、在宅のWebシステムから随時受験する形式です。合否は即時判定・即時通知されるため、まとまった試験日程を確保する必要がありません。
受験資格・対象者
JAFAへの直接申し込みは受け付けておらず、認定機関が指定する方法で講座に申し込んだ人のみが受験できます。学歴や実務経験による制限は特になく、サウナが好きな人であれば誰でもチャレンジできる間口の広さが魅力です。
他のサウナ系資格との違い
サウナ関連の資格には、公益社団法人日本サウナ・スパ協会が認定する「サウナ・スパ健康アドバイザー」など、他団体の資格も存在します。サウナエキスパートはJAFA・formie系列の講座で、在宅完結・随時受験という手軽さが特徴で、まずはサウナの基礎知識を体系的に押さえたい人に向いています。
※ サードプレイスとは、自宅(ファーストプレイス)や職場・学校(セカンドプレイス)とは別の、心地よく過ごせる第三の居場所を指す言葉です。サウナはこのサードプレイスの代表例としてしばしば語られます。
難易度・学習時間の目安
特別な予備知識がなくても学べるカリキュラムで、講座の受講から在宅受験まで完結できるのが特徴です。1章あたりのボリュームは大きくないため、通勤時間やサウナ後のリラックスタイムなどのすきま時間を使ってコツコツ進める学習スタイルが向いています。
取得後に活かせる仕事・関連する職種
サウナ施設のスタッフ・熱波師
サウナ施設で働くスタッフや、ロウリュの際に熱波を送る「熱波師」を目指す人にとって、サウナの歴史や効果を体系的に語れる知識は接客時の説得力につながります。お客様への声かけやサウナの入り方アドバイスにも活用できます。
健康・美容分野のインストラクター
ヨガインストラクターやエステティシャンなど、すでに健康・美容分野で活動している人が、サウナの知識を「プラスワン」の専門性として取り入れるケースも増えています。整体やリラクゼーション施術と組み合わせた提案がしやすくなります。
サウナ愛好家・情報発信者
SNSやブログでサウナの魅力を発信している「サウナー」にとっても、資格を通じて得た正確な知識は発信内容の信頼性を高める材料になります。感覚的な感想だけでなく、効果効能の裏付けを添えた発信ができるようになります。
誕生の背景・歴史
JAFA設立の経緯
JAFAは、デジタル機器の普及やインターネットの浸透にともなって知識やリテラシーの格差が広がることへの懸念から、時代に合った形でより多くの人に役立つ知識を届けることを目的に設立された団体です。学ぶ人が自分らしく活躍できる社会づくりを掲げ、食・美容・心理・趣味など幅広い分野の資格認定を手がけています。
サウナブームと資格誕生の流れ
2019年前後からのいわゆる「サ活(サウナ活動)」ブームにより、テレビドラマや漫画をきっかけにサウナ人口が急増しました。こうした流れの中で、単なるブームで終わらせず、正しい知識を持って安全にサウナを楽しむ人を増やす目的で、サウナエキスパートのような体系立った資格が求められるようになったといえます。
どんな人が、どんな目的で取得しているのか
サウナ好きが高じて知識を深めたい人
週に何度もサウナに通う「サウナー」が、趣味の延長として体系的な知識を身につけたいという動機で受講するケースが多く見られます。感覚的に「ととのう」体験を、理論的に説明できるようになりたいというニーズです。
接客業・サービス業で差別化したい人
宿泊施設やスパ、フィットネスクラブなどでサウナ設備を扱うスタッフが、お客様への説明力を高めるために取得するケースもあります。資格の有無が直接評価に直結するとは限りませんが、専門性のアピール材料になります。
副業・情報発信で活動範囲を広げたい人
サウナに関する記事執筆やSNS発信、イベント企画などを副業的に行いたい人が、肩書きの一つとして資格を取得するパターンです。「サウナエキスパート」という肩書きがあることで、発信内容への信頼感を持ってもらいやすくなります。
豆知識:サウナと日本人の意外な関係
サウナは意外と「新しい」文化だった
日本でサウナが本格的に普及したのは1960年代以降とされ、実は銭湯文化と比べると歴史は浅いものです。1964年の東京オリンピックの際にフィンランド選手団が持ち込んだサウナが、日本での本格普及のきっかけになったという説もよく語られています。
「ととのう」は科学的にも語られる体験
サウナ→水風呂→外気浴を繰り返すことで訪れる「ととのう」感覚は、自律神経の切り替えによるものとされています。温冷交代浴による血流の変化がリラックス感につながると考えられており、こうした仕組みを理論的に理解できることも、こうした資格を学ぶ意義の一つです。
まとめ ― サウナ好きの「なんとなく」を「ちゃんと」に変える資格
こんな方にとくにおすすめ
- サウナが好きで、もっと詳しくなりたい方
- サウナ施設や宿泊施設で接客に携わっている方
- SNSやブログでサウナの魅力を発信したい方
- 健康・美容系の仕事にサウナの知識をプラスしたい方
取得に向けた第一歩
まずはJAFA認定機関のformieが提供する講座内容を確認してみるのがおすすめです。在宅で完結できる手軽さがあるため、サウナに行く合間の時間を使って無理なく学習を進められます。
公式サイト:サウナエキスパート資格 公式ページ(JAFA)
