筋トレインストラクター資格(JIA)とは?
概要・難易度・取得後に活かせる仕事を解説
筋トレインストラクター資格(JIA)の概要
筋トレインストラクター資格(JIA)は、一般社団法人日本インストラクター技術協会(JIA)が認定する、筋力トレーニングに関する知識を測定する民間資格です。筋トレの起源から、クランチやドローイン、スクワットといった具体的なトレーニング種目、超回復の仕組みまで、実践的な知識が問われる資格とされています。
※ 超回復とは、筋トレで傷ついた筋繊維が休息中に修復され、以前より強く太くなる現象のことです。トレーニングと休養のバランスが重要とされる根拠になっています。
受験資格 ― 制限なし・在宅受験が可能
筋トレインストラクター資格(JIA)の受験資格には、年齢や学歴などの制限は設けられていないとされています。インターネットで申し込み、自宅で試験問題を受け取って解答する在宅受験の形式が採用されています。
試験内容 ― 種目別の知識から歴史・理論まで
試験では、筋トレの起源やパフォーマンスアップの重要性といった基礎理論に加え、クランチやドローイン、バックエクステンション、レッグレイズ、腹斜筋トレーニング、スクワットなど具体的な種目ごとの知識、そして超回復と分割法の考え方まで幅広く問われるとされています。実技試験はなく、筆記のみで種目ごとの効果や注意点を正確に理解しているかが問われる点が特徴といわれています。
試験はいつでも受験可能・受験料は10,000円
現在は試験期間・受験申込み期間の設定がなく、いつでも検定試験を受けられる仕組みになっているとされています。申し込み後1週間以内に問題が郵送され、返送後10日前後で合否確認ができるとされています。受験料は10,000円(税込)です。
難易度・学習時間の目安
筋トレインストラクター資格(JIA)は実技試験がなく、知識を問う筆記(在宅)試験のみで構成されているとされています。すでに筋トレの実践経験がある人は知識の整理として取り組みやすく、未経験の場合は種目名と効果を対応させて覚える作業が中心になるといわれています。学習時間の目安は1〜2ヶ月程度とされることが多いようです。
取得後に活かせる仕事・関連する職種
パーソナルジム・フィットネスクラブのトレーナー
パーソナルジムやフィットネスクラブでは、会員一人ひとりの目的に合わせて種目を組み立てられるトレーナーが求められるとされています。筋トレインストラクターの知識は、なぜその種目を行うのか、どこに効くのかを言葉で説明する場面で活かしやすいといわれています。パーソナルトレーナーの需要は健康志向の高まりとともに拡大しており、未経験からこの分野を目指す人にとって足がかりになる資格のひとつとされています。
スポーツジムの受付・インストラクタースタッフ
大手スポーツジムでは、マシンの使い方指導やグループレッスンを担当するスタッフに一定の知識が求められるとされています。筋トレインストラクター資格は、こうした現場での指導業務に説得力を持たせる裏付けとして活用しやすいといわれています。
自宅・オンラインでのトレーニング指導
筋トレインストラクター資格(JIA)を取得すると、オンラインでのパーソナルトレーニング指導や、自宅での小規模なトレーニング教室運営という選択肢もあるとされています。動画配信やSNSと組み合わせて指導の幅を広げている人もいるといわれています。
誕生の背景・歴史
起源は紀元前2500年の古代エジプトとも
筋トレの起源は、諸説あるものの紀元前2500年頃の古代エジプトまで遡るともいわれています。古代オリンピックのレスリングで6連覇したとされる伝説的な選手ミロンには、生まれたばかりの仔牛を毎日担ぎ続け、牛が成長するにつれて自然に負荷が増していったことで筋肉を鍛えたという逸話が残っているとされています。筋トレインストラクター資格の試験範囲にも、こうした歴史的な背景の理解が含まれているのが特徴です。
日本の筋トレブームと『ターザン』創刊
日本で筋トレの波が本格的に押し寄せたのは1980年代とされ、都市部にジムができ始めエアロビクスダンスが一大ブームを巻き起こしたといわれています。1986年には健康・フィットネス情報誌『Tarzan』が創刊され、筋トレという言葉やトレーニング知識が一般に広く浸透していく大きなきっかけになったとされています。
どんな人が、どんな目的で取得しているのか
自己流の筋トレを体系的に学び直したい人
すでに趣味として筋トレを続けている人が、我流の知識を体系的に整理し直すために取得するケースが多いとされています。
トレーナー・インストラクターを目指す人
パーソナルトレーナーやフィットネスインストラクターとしてのキャリアを目指す人が、最初の一歩として取得するケースもあるとされています。実務経験がなくても挑戦できる点がハードルの低さにつながっているといわれています。
ダイエット・健康維持を目的とする人
指導者を目指すわけではなく、自分自身のダイエットや健康維持のために正しい筋トレ知識を身につけたいという理由で学ぶ人もいるとされています。
豆知識:筋トレの歴史をつくった人々
世界初のボディビルダーと日本の柔道家のつながり
19世紀末に活躍した世界初のボディビルダーとされるユージン・サンドウは、1897年に著書『筋力とその強化法』を著し、体系的な筋肉の鍛え方を広めたとされています。1901年には世界初のボディビル大会を開催したともいわれています。興味深いことに、日本の柔道家であり講道館の創設者として知られる嘉納治五郎が、このサンドウのトレーニング法を日本に紹介したとされ、現代の日本の体育教育にも影響を与えたといわれています。
認定証・認定カードは別途発行制
JIA認定資格に共通する仕組みとして、合格後の認定カードと認定証は、それぞれ5,500円の別料金での発行となっているとされています。両方合わせると11,000円、受験料10,000円と合わせて2万円程度が資格取得の総費用の目安になるといわれています。
まとめ ― 筋トレの知識を体系化して指導に活かす資格
こんな方にとくにおすすめ
- 自己流の筋トレ知識を体系的に整理したい方
- パーソナルトレーナーやインストラクターを目指す方
- 正しい知識でダイエット・健康維持に取り組みたい方
取得に向けた第一歩
筋トレインストラクター資格(JIA)は、受験資格に制限がなく在宅で挑戦できる資格です。まずは公式サイトで最新の試験範囲を確認し、代表的な種目の効果と注意点から学び始めるのがおすすめです。
公式サイト:筋トレインストラクター資格 公式サイト(JIA)
