マナーインストラクター(JAFA認定)について

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民間資格

マナーインストラクター(JAFA認定)とは?

概要・難易度・取得後の活かし方を解説

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マナーインストラクター(JAFA認定)の概要

マナーインストラクターは、一般社団法人日本能力教育促進協会(JAFA)が認定する民間資格です。実生活で役立つ常識的なマナーはもちろん、美しい所作や会話術まで、幅広いマナーの知識を体系的に学べる内容になっています。

※ マナー系の資格は複数の団体が発行しており、名称が似ていることがあります。この記事で紹介するのはJAFA(一般社団法人日本能力教育促進協会)が認定する資格です。混同を避けるため、記事タイトルには「(JAFA認定)」と明記しています。

試験の出題範囲と形式

出題範囲は、社会人として身につけておきたい常識的なマナーの基礎から、立ち居振る舞いなどの所作、会話術まで含まれます。試験は認定教育機関(formieなど)の講座受講後、随時在宅のWebテスト方式で受験します。

所作とは、立つ・座る・お辞儀をするといった、日常の何気ない動作の美しさや丁寧さを指す言葉です。マナー講座では、言葉遣いだけでなく、こうした体の動かし方まで扱う点が特徴です。

受験資格・対象者

受験できるのは、JAFAが指定する認定教育機関の講座を、指定の方法で申し込んだ人に限られます。協会への直接申込は受け付けておらず、認定機関経由での受講・受験が前提です。

ビジネスマナー資格との違い

「ビジネスマナー検定」など就職・転職を意識した資格が多い中、この資格は日常生活全般のマナーや所作、会話術まで幅広く扱う点が特徴です。ビジネスシーンに限らず、冠婚葬祭やプライベートの場でも役立つ知識を学べる設計になっています。年齢や職業を問わず学びやすい内容になっているのも、この資格ならではのポイントです。

難易度・学習時間の目安

★☆☆☆☆ 初心者でも挑戦しやすいレベル

マナーの専門知識がなくても、講座カリキュラムに沿って学習すれば取得を目指せる設計です。スキマ時間で動画やテキストを消化し、修了後にそのまま在宅で受験できる手軽さがあります。

合格率の目安:公式な合格率は公表されていません。認定機関により即時に合否判定・通知される仕組みで、講座内容をきちんと理解していれば合格しやすいとされています。

取得後に活かせる仕事・関連する職種

マナー講座・セミナー講師

新入社員研修や、就職・転職を控えた人向けのマナー講座を開催する際の裏付けとして活かせます。企業からの依頼を受けて研修を担当するケースもあります。個人向けのマナースクールを開業し、就活生や新社会人を対象にレッスンを提供するという働き方も選択肢のひとつです。

※ 企業の新人研修では、名刺交換の仕方や電話応対、来客対応など、実践的なビジネスマナーが扱われることが多く、こうした資格を持つ講師が外部から招かれることもあります。

接客業・サービス業でのスキルアップ

接客業やサービス業に従事する人が、より丁寧で洗練された立ち居振る舞いを身につけるために取得するケースもあります。顧客対応の質を高めたい人にとって実践的な学びになります。第一印象を左右するあいさつの仕方や表情の作り方まで、細かい部分を見直すきっかけにもなります。長年の経験があっても、あらためて基礎から学び直すことで新しい気づきが得られることも多いようです。

※ 第一印象は出会って数秒で決まるといわれることがあり、あいさつ・表情・姿勢といった非言語の要素が特に重視されます。マナー講座ではこうした要素も具体的に学べる内容になっています。

日常生活・冠婚葬祭でのマナー向上

仕事にしないまでも、結婚式や法事など冠婚葬祭の場で恥をかきたくないという理由から学ぶ人も多くいます。

誕生の背景・歴史

2015年:JAFA設立とマナー教育への注目

JAFAは2015年1月に設立された団体で、「活字・知識の衰退への危機感」を背景に、生活に役立つ知識を体系化して届けることを目的としています。マナーインストラクターは、社会人として生活する上で大切な礼儀作法を、広く指導できる人材の育成を目指す資格として整備されました。

「マナー講師」という職業の広がり

テレビや雑誌でマナー講師が取り上げられる機会が増え、マナーを専門的に教える職業への関心が高まってきました。SNSでのマナー系コンテンツの人気も、こうした資格へのニーズを後押ししている側面があります。

どんな人が、どんな目的で取得しているのか

マナー講師・研修講師を目指す人

企業研修やカルチャースクールでマナーを教える講師業を目指し、知識の土台づくりとして取得するケースが多く見られます。

接客・営業職として印象を高めたい人

お客様と接する機会が多い仕事で、より洗練された立ち居振る舞いや会話術を身につけたいという動機で学ぶ人もいます。

子育て中に基本のマナーを学び直したい人

子どもに正しいマナーを教える立場として、自分自身の知識をあらためて体系的に整理したいという理由で取得する人もいます。「なんとなく」で教えるのではなく、根拠を持って説明できるようになりたいという声も多く聞かれます。

豆知識:マナーの意外なルーツ

「マナー」の語源はラテン語の「手」

マナー(manner)の語源は、ラテン語で「手」を意味する「マヌス(manus)」に由来するといわれています。もともとは「手の使い方」つまり所作を指す言葉から派生し、次第に「振る舞い方全般」を指す言葉へと意味が広がっていったとされています。

※ 似た言葉に「エチケット」がありますが、こちらはフランス語で「札」を意味する言葉が語源とされ、宮廷での作法を記した札を指していたのが由来だといわれています。マナーとエチケットは似ているようで、成り立ちの背景が異なる言葉です。

マナーは時代とともに変化するもの

かつては当たり前とされていたマナーが、時代の変化とともに見直されることも珍しくありません。名刺交換の作法やオンライン会議でのふるまいなど、新しい生活様式に対応したマナーが次々と生まれている点も、この分野の面白さのひとつです。オンライン面談での視線の送り方や画面越しのお辞儀の仕方など、対面とは異なる新しいマナーが日々議論されているのも興味深いところです。

まとめ ― 人との関わりを豊かにする資格

こんな方にとくにおすすめ

  • マナー講師・研修講師を目指したい人
  • 接客・営業職で印象を高めたい人
  • 在宅・スキマ時間で資格取得したい人
  • 冠婚葬祭など日常のマナーを見直したい人

取得に向けた第一歩

まずはJAFAの認定教育機関(formieなど)の講座内容を確認し、自分の目的に合ったカリキュラムを選ぶところから始めるとよいでしょう。講座修了後はそのまま在宅で受験できるため、思い立ったその日から取り組みやすいのも魅力です。日々のあいさつや姿勢など、身近なところから少しずつ実践していくと、無理なく身についていきます。

公式サイト:一般社団法人日本能力教育促進協会(JAFA)公式サイト