タイ古式整体士資格(JIA)について

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民間資格

タイ古式整体士資格(JIA)とは?

概要・難易度・取得後に活かせる仕事を解説

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タイ古式整体士資格(JIA)の概要

タイ古式整体士資格は、一般社団法人日本インストラクター技術協会(JIA)が認定する、タイ古式マッサージに関する知識を測定する資格です。JIAの公式ページでは「タイ古式整体士®」と商標表記されており、タイ古式マッサージの歴史や目的、施術に関連する知識を有していることを証明する資格とされています。

タイ古式マッサージとは、タイの伝統医学に基づいたマッサージ技法のことです。「タイ式マッサージ」「ヌアボーラン」とも呼ばれ、指圧やストレッチを組み合わせた独自の施術方法が特徴とされています。

受験資格 ― 制限なし・在宅受験が可能

タイ古式整体士資格の受験資格には、年齢や学歴、実務経験などの制限は設けられていないとされています。インターネットを通じた在宅受験の形式が採用されており、自宅で試験に挑戦できる点が特徴といわれています。

試験内容 ― マッサージの歴史からアロマまで幅広く出題

試験では、タイ古式マッサージの歴史・目的・効果、ハーブボールの製作方法、ホットストーン施術、チネイザン(内臓マッサージ)、ドーシャ理論、アロマテラピー、ベビーマッサージなど、幅広い分野から出題されるとされています。合格基準は70%以上の評価とされています。

ドーシャ理論とは、インド発祥の伝統医学アーユルヴェーダにおける、人間の体質を「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」の3タイプに分類する考え方のことです。タイ古式マッサージはアーユルヴェーダの影響を受けているとされ、試験でもこうした周辺知識が問われるといわれています。

試験はいつでも受験可能・受験料は10,000円

現在は試験期間・申込期間の設定がなく、いつでも検定試験を受けられる仕組みになっているとされています。申し込み後1週間以内に問題が郵送され、返送後は10日前後で合否が確認できるといわれています。受験料は10,000円(税込)です。

難易度・学習時間の目安

★★★ タイ伝統医学の理論も含むため、幅広い知識の整理が必要な資格です

タイ古式整体士資格は実技試験がなく、知識を問う筆記(在宅)試験のみで構成されているとされています。ただし、ハーブボールやホットストーン、チネイザン、ドーシャ理論など、施術技法だけでなくタイ伝統医学の考え方まで出題範囲に含まれているため、他のJIA資格と比べてやや学習範囲が広いといわれています。学習時間の目安は1〜2ヶ月程度とされることが多いようです。

合格率の目安:具体的な合格率は公表されていないとされていますが、合格基準は70%以上の評価とされ、出題範囲がテキストに沿った内容中心のため対策はしやすいといわれています。

取得後に活かせる仕事・関連する職種

タイ古式マッサージサロン・リラクゼーションサロンのスタッフ

タイ古式マッサージを提供するサロンやリラクゼーション施設で、この資格の知識が活かせるとされています。国家資格であるあん摩マッサージ指圧師とは異なり、タイ古式マッサージは民間の技術として提供されることが多く、知識面の裏付けとして役立つといわれています。施術料金はサロンによって幅がありますが、60分5,000円前後からのメニューが一般的とされ、指名客がつくほど収入が安定しやすい業界とされています。

自宅サロン開業・フリーランス施術者

タイ古式整体士資格を取得すると、自宅の一室を使ったプライベートサロンを開業する道も選択肢になるとされています。開業にあたって国家資格は必須ではないため、比較的少ない初期費用で始められる点が特徴といわれていますが、集客力や技術力の向上が収入に直結するため、継続的な学習が重要とされています。

エステティシャン・セラピストとの兼業

すでにエステティシャンやアロマセラピストとして活動している人が、施術メニューの幅を広げる目的でタイ古式整体士資格を取得することもあるとされています。アロマテラピーやホットストーンなど関連分野の知識も出題範囲に含まれているため、既存のスキルとの相性が良いといわれています。

誕生の背景・歴史

約2500年前にさかのぼるタイ伝統医学

タイ古式マッサージの起源は、今から約2500年前にさかのぼるとされています。タイ医学の歴史上の創始者は、インドから渡ったとされる医師シヴァカ・ゴーマラバット師で、仏教僧集団の筆頭医師を務め「医学の祖」と呼ばれていたといわれています。仏教とともにタイへ伝わったこの技法は、寺院を中心に受け継がれ、現在のタイ古式マッサージの基礎になったとされています。

チネイザンとは、お腹を中心にマッサージを行う技法で、内臓の働きを整えることを目的とした施術とされています。もともとは中国の道教に由来する技法とされ、タイ古式マッサージのカリキュラムに取り入れられる形で知られるようになったといわれています。

日本での普及と民間資格の整備

日本でタイ古式マッサージが広く知られるようになったのは、タイ旅行の人気やアジアンリゾート志向の高まりとともに、2000年代以降とされています。国内でも専門サロンやスクールが増える中で、正しい知識を体系的に学べる仕組みとして、JIAのような団体がタイ古式整体士資格を整備してきたといわれています。

どんな人が、どんな目的で取得しているのか

未経験からタイ古式マッサージの世界に入りたい人

タイ古式マッサージに興味を持ち、サロンでの就業や独立開業を目指す人が、まずは知識面からこの資格を取得するケースが多いとされています。実技は別途スクールなどで学ぶ必要があるものの、歴史や理論の土台を先に固めておきたいという人に選ばれているといわれています。

癒し・リラクゼーション分野で活動したい人

人を癒す仕事に関心があり、マッサージやボディケアの分野で活動したいという人にも向いている資格とされています。在宅受験で取得しやすいことから、育児や仕事の合間に学習を進める人もいるといわれています。

既存のセラピスト・エステティシャン

すでにエステやアロマテラピーの分野で活動している人が、施術メニューを増やす目的で取得することもあるとされています。複数の技術・知識を組み合わせることで、顧客に提供できる価値を広げたいという狙いがあるといわれています。

豆知識:タイ古式マッサージにまつわる意外な事実

「二人で行うヨガ」とも呼ばれる独特の技法

タイ古式マッサージは、施術者が自分の体重や手足を使って相手の身体をストレッチさせる技法が特徴で、海外では「Lazy man’s yoga(怠け者のヨガ)」「二人で行うヨガ」などと呼ばれることもあるとされています。受ける側は力を抜いているだけで、施術者によって全身が伸ばされていく体験は、他のマッサージにはない独特の心地よさがあるといわれています。

認定カード・認定証は別途発行制

JIA認定資格に共通する仕組みとして、合格後の認定カードと認定証は、それぞれ5,500円の別料金での発行となっているとされています。受験料に加えて認定証発行費用がかかる点は、事前に把握しておくとよいといわれています。

まとめ ― タイ伝統医学の知識を証明する資格

こんな方にとくにおすすめ

  • タイ古式マッサージの世界に興味がある方
  • 癒し・リラクゼーション分野で働きたい方
  • エステティシャン・セラピストとして施術の幅を広げたい方
  • 在宅で資格取得を目指す方

取得に向けた第一歩

タイ古式整体士資格は、受験資格に制限がなく、在宅受験で挑戦できる資格です。まずは指定テキストでタイ古式マッサージの歴史や理論、関連知識を学び、いつでも申し込める試験に向けて準備を進めることが第一歩とされています。最新の試験情報は、日本インストラクター技術協会の公式サイトで確認できます。

公式サイト:タイ古式整体士資格 公式サイト(JIA)