骨格診断セラピスト(JAAMP)資格とは?
概要・難易度・取得後の活かし方を解説
骨格診断セラピスト資格の概要
骨格診断セラピスト資格は、一般財団法人日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)が認定する民間資格です。骨格診断に関する基本的な知識を有していることが認定される資格で、骨格診断の特徴やメリット、男女別の骨格診断方法や骨格3タイプとその特徴、タイプ別のスタイルアップのポイントや着こなし方法などに関する基礎知識を有していることも証明されます。
※ 骨格診断とは、体の脂肪や筋肉のつき方、関節の大きさなどによって、似合うファッションの傾向を判定する方法のことです。骨格関連の資格は複数の団体が発行しており、本記事で扱う「骨格診断セラピスト」はJAAMP認定のものです。一般社団法人日本インストラクター技術協会(JIA)が認定する「骨格診断士資格」や、「骨格診断ファッションアナリスト(骨格診断アナリスト検定)」は別団体・別内容の資格なので、混同しないよう注意してください。
試験の出題範囲と形式
出題範囲は、骨格診断の特徴やメリット、男女別の骨格診断方法や骨格3タイプとその特徴、タイプ別のスタイルアップのポイントや着こなし方法の3つです。単に体型を分類するだけでなく、タイプごとに似合う素材・シルエット・柄まで踏み込んで学ぶ点が特徴です。試験は在宅受験方式で、申し込み後に届く問題に解答して返送します。
受験資格・対象者
受験資格に制限はなく、誰でも申し込みが可能です。受験料は10,000円(税込)で、以前は試験期間・申込期間が定められていましたが、現在はその制限が撤廃され、いつでも受験を申し込める体制になっています。
骨格3タイプという考え方
骨格診断では、一般的に体型を3つのタイプに分類し、それぞれに似合う素材やデザインを提案します。年齢や体重の増減による変化を受けにくい「骨格」を基準にする点が特徴で、流行に左右されない自分に合ったファッションの土台づくりに役立つとされています。
難易度・学習時間の目安
専門的な予備知識がなくても学び始められる内容で、難易度は初~中級者レベルとされています。通信講座を利用する場合、オンライン講座なら1か月程度、紙教材の講座でも2か月程度で課題を提出し、資格取得を目指せるカリキュラムが用意されています。
※ 合格基準は70%以上の評価を得ることとされています。在宅受験でテキストを見ながら回答できるため、基礎知識を理解していれば着実に合格を狙いやすい試験です。
取得後に活かせる仕事・関連する職種
パーソナルスタイリスト・ファッションアドバイザー
資格取得後は、骨格診断セラピストとして自宅やカルチャースクールで講師活動をすることができるとされています。顧客一人ひとりの骨格タイプに合わせた着こなし提案は、パーソナルスタイリストとしての専門性を高める要素になります。
アパレル・美容業界での接客への応用
アパレルショップの販売スタッフや美容師など、顧客に見た目の提案を行う仕事の中で、骨格診断の知識を接客に取り入れるケースもあります。単なる好みではなく、骨格に基づいた根拠のある提案ができることは、顧客満足度の向上につながります。
他の美容系資格との組み合わせ
すでにパーソナルカラーやイメージコンサルタントとして活動している人が、骨格診断の知識を加えることで、顔まわりの色だけでなく全身のシルエットまで含めた総合的な提案ができるようになります。
誕生の背景・歴史
ファッション誌で注目された「骨格タイプ」
骨格診断という考え方は、人気ファッション誌で特集が組まれたことをきっかけに、一般にも広く知られるようになりました。年齢や体型の変化によって左右されない骨格を基準にする点が、パーソナルカラー診断と並ぶ「自分に似合うものを知る」手法として支持を集めています。
民間資格としての体系化
骨格診断への関心の高まりを受け、JAAMPをはじめとする複数の団体が、独自の切り口で骨格診断に関する認定資格を整備してきました。似た名称の資格が複数存在する背景には、各団体が個別に診断基準や講座内容を体系化してきた経緯があります。
どんな人が、どんな目的で取得しているのか
自分に似合う服を知りたかった人
似合うファッションや体型をカバーできる洋服選びに悩んだ経験をきっかけに、まず自分自身のために骨格診断を学び始める人がいます。学んだ知識をそのまま日常のワードローブ選びに活かせる点が魅力です。
接客業でスキルアップを目指す人
アパレル販売員や美容師など、日々の接客の中で顧客への提案力を高めたいと考える人が、骨格診断の知識を専門性の証明として取得するケースもあります。
パーソナルスタイリストとして独立を目指す人
将来的にパーソナルスタイリストとして独立し、個人向けのファッションアドバイスサービスを提供したいと考える人にも選ばれています。骨格診断とパーソナルカラーを組み合わせたサービスは、近年需要が伸びている分野です。
豆知識:骨格診断にまつわる意外な事実
体重が変わっても「骨格タイプ」は変わらない
骨格診断の大きな特徴は、体重の増減やダイエットの成果に左右されないという点です。骨格そのものを基準にするため、太っても痩せても似合うファッションの方向性は大きく変わらないとされ、リバウンドを繰り返しても再診断が不要な「一生モノ」の指標として紹介されることもあります。
パーソナルカラーとセットで語られることが多い
骨格診断は、肌や瞳の色に似合う色味を判定する「パーソナルカラー診断」とセットで語られることが多く、両方を組み合わせることで「似合う色」と「似合う形」の両面から総合的なファッション提案ができるようになります。ファッション誌の特集でも、この2つが並んで紹介されることが少なくありません。
まとめ ― 体型に左右されない「似合う」の知識を
こんな方にとくにおすすめ
- 自分に似合う服選びの基準を体系的に知りたい方
- 骨格診断セラピストとして講師活動や接客に活かしたい方
- パーソナルスタイリストとして独立を目指す方
- すでにアパレル・美容業界で働いていて、提案力を高めたい方
取得に向けた第一歩
まずはJAAMPの公式サイトで最新の試験概要と受験料を確認するところから始めましょう。SARAスクールジャパンや諒設計アーキテクトラーニングが提供する通信講座を利用すれば、オンライン講座なら1か月程度、紙教材の講座でも2か月程度で課題を提出し、取得を目指せます。
公式サイト:骨格診断セラピスト 公式サイト(JAAMP)
