JEAまつ毛エクステンション技能検定試験について

実技試験あり筆記試験実務経験・学歴が必要誰でも受験可
民間資格

JEAまつ毛エクステンション技能検定試験とは?

概要・難易度・取得後の活かし方を解説

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JEAまつ毛エクステンション技能検定試験の概要

「JEAまつ毛エクステンション技能検定試験」は、一般社団法人日本アイリスト協会(JEA)が運営する民間資格です。3級(JEAベーシックライセンス)・2級(JEAスタンダードライセンス)・1級(JEAプロフェッショナルライセンス)の3段階制で、業界内では加盟サロン数が多く「もっとも知名度が高い」と紹介されることが多い検定です。

日本アイリスト協会(JEA)とは、2008年設立の一般社団法人。まつ毛エクステンション業界が急速に発展する一方で安全基準統一の意識が乏しく危険な状態にあったことへの危機感から設立されました。「安全」を軸とした検定制度を全国に展開しています。

受験資格・試験形式

3級は満16歳以上であれば美容師免許不問(施術者本人としての技術提供資格ではなく基礎知識証明という位置づけ)。2級・1級は美容師免許既取得者または美容師養成課程在学者・卒業者に限定されます(1級はさらにJEA個人正会員かつ2級ライセンス保持者であることが条件)。3級は筆記試験のみ、2級・1級は筆記試験(60分)+実技試験(まつ毛エクステンション施術道具一式・実技試験用モデルを持参)で構成されます。

※ 受験料は3級が会員4,000円・一般6,000円、2級が会員16,000円・一般22,000円、1級が会員20,000円(一般は受験不可・会員限定)です。部分合格制度があり、筆記または実技どちらか一方が基準未達の場合、合格した科目は次回受験時(1年以内)に免除されます。

難易度

★★★☆☆ 普通。2級・1級は美容師免許が前提となる実務レベルの検定

3級は基礎知識の確認レベルですが、2級・1級は美容師免許保持者を対象とした実技試験を含み、実務での安全な施術技術が問われます。1級は「デザインアレンジ」を重視した、トップレベルの技術者として必要な総合的技術・知識が求められます。

合格率の目安:非公表。部分合格制度(一方の科目のみ合格した場合、次回受験時に免除)あり。

実施頻度・有効期限

全国各地(東京が最も頻繁で月2〜3回程度、香川・岩手・兵庫が月1〜2回程度)で開催され、年間約30回の検定が予定されています。3級は認定校での随時実施も可能です。ライセンスの有効期間は1年間で、個人会員更新と併せて更新されます。未入会の合格者は1年以内に入会しないとライセンスを保持できません。

取得後に活かせる仕事・関連する職種

まつ毛エクステンションサロンの施術者

3級は接客・相談対応ができる証明、2級はお客様に安全・安心な技術提供ができる証明、1級はあらゆるタイプのまつ毛エクステンション技術提供ができるトップアイデザイナー水準の証明として活用されます。

美容師のキャリアの専門分野として

美容師免許を持つ人が、まつ毛エクステンションという専門分野の技術・知識を体系的に証明する目的で取得します。

誕生の背景・歴史

安全基準の統一を目指した2008年の設立

2008年当時、まつ毛エクステンション業界が急拡大する中で安全基準が統一されておらず危険な施術が横行していたことへの警鐘として、JEAが設立されました。「安全」を軸とした検定制度を通じて、業界全体の技術水準の底上げを図っています。

どんな人が、どんな目的で取得しているのか

まつ毛エクステンションサロンで働く美容師

美容師免許を持ちまつ毛エクステンションサロンで働くスタッフが、安全な施術技術を客観的に証明するために2級・1級の取得を目指すケースが最も多いです。

接客・相談対応スタッフとしての基礎知識証明

施術者ではなく接客・相談対応を担うスタッフが、基礎知識の証明として3級を取得するケースもあります。

豆知識:JEAまつ毛エクステンション技能検定試験で知っておきたい事実

3級は美容師免許なしでも受験可能な例外的な級

2級・1級は美容師免許保持(または取得見込み)が前提ですが、3級は美容師免許がなくても受験可能です。ただし美容師免許なしでの「施術」自体は法律上できないため、3級はあくまで基礎知識の証明という位置づけになります。

まつ毛エクステンションの施術に美容師免許が必要な理由

まつ毛エクステンションをめぐっては、グルー(接着剤)による皮膚や眼のトラブルが相次いだことを受け、2008年に厚生労働省が「まつ毛エクステンションは美容師法上の美容行為に当たる」との通知を出し、施術には美容師免許が必要であることが明確化されました。JEAの2級以上が美容師免許保持者を対象としているのは、こうした法令上の前提を踏まえた設計です。

JECAのまつエク技能検定試験との違い

まつ毛エクステンション関連の検定には、JECA(一般社団法人日本アイデザイナー認定機構)が運営するまつエク技能検定試験もあります。JEAの3級が美容師免許不問で受験できるのに対し、JECAの検定は入り口から美容師免許または美容師養成施設在学が条件となっている点が異なります。また、まつ毛エクステンション関連の民間資格の全体像はアイリスト関連資格の記事で紹介しています。

業界内で加盟サロン数が多く知名度が高い

業界メディアでは、まつ毛エクステンション検定の中でもJEAは加盟サロン数が多く「もっとも知名度が高い」と紹介されることが多い団体です。

合格通知は郵送とHP発表の二重体制

合格者にはJEAディプロマ(認定証)が発行され、2級・1級会員にはライセンスバッジも発行されます。合否は郵送通知(翌月20日)とHP発表の二重体制で確認できます。

まとめ ― 安全なまつ毛エクステンション技術を証明する

こんな方にとくにおすすめ

  • 美容師免許を持ちまつ毛エクステンションサロンで働くスタッフ
  • 安全な施術技術を客観的に証明したい方
  • 接客・相談対応の基礎知識を身につけたいスタッフ(3級)
  • トップレベルのデザインアレンジ技術を証明したい方(1級)

取得に向けた第一歩

公式サイトで開催日程・会場を確認し、自身の美容師免許取得状況に応じて受験する級を選びましょう。2級・1級は実技試験があるため、実務での練習を積んだ上で挑戦することをおすすめします。合格後は1年ごとの会員更新を忘れずに行いましょう。

公式サイト:一般社団法人日本アイリスト協会(JEA)公式サイト