防災コンシェルジュ(JAFA認定)について

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民間資格

防災コンシェルジュ(JAFA認定)とは?

概要・難易度・家庭でできる防災の知識を解説

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防災コンシェルジュ(JAFA認定)の概要

防災コンシェルジュは、一般社団法人日本能力教育促進協会(JAFA)が認定する資格で、「いざという時のためにしっかりと備え、災害時にも正しい知識で行動できる」人を育てることを目的にしています。家庭での備蓄や避難計画づくりなど、身近な暮らしの防災力を高める内容が中心です。

JAFAとは、一般社団法人日本能力教育促進協会の略称です。生活に役立つ知識を分かりやすい形で届けることを目的に、防災・心理・食・美容など幅広い分野の資格認定を手がけている団体です。

試験の出題範囲と形式

認定機関「formie(フォーミー)」の講座を通じて学習し、講座受講後は認定機関のWebシステムから随時在宅で受験できます。合否は即時に判定・通知される仕組みで、会場での筆記試験のような日程調整は不要です。

受験資格・対象者

JAFAへの直接申し込みは受け付けておらず、認定機関の講座を受講した人のみが受験対象です。学歴や実務経験の制限はなく、防災の知識を家庭や身近な人に役立てたいという人であれば誰でも挑戦できます。

「防災士」との違いに注意

防災関連の資格としてよく知られているものに、NPO法人日本防災士機構が認定する「防災士」があります。防災士は地域の防災リーダーとしての活動を想定し、救急救命講習の受講も必須とするなど地域防災の担い手育成に重きを置いた資格です。一方、防災コンシェルジュは在宅完結型で、まずは家庭や身の回りの防災意識を高めることに主眼を置いた入門的な位置づけの資格といえます。資格名だけでは混同しやすいため、目的の違いを理解したうえで選ぶとよいでしょう。

防災士の受験資格・試験内容・救急救命講習の要件については防災士の記事で詳しく解説しています。

難易度・学習時間の目安

★☆☆☆☆ 防災の基礎知識を家庭で身につけたい人向けの入門レベル

特別な予備知識がなくても学べる内容で、在宅で講座受講から受験まで完結できます。防災グッズの選び方や備蓄の考え方など、生活に直結するテーマが中心のため、学習内容がそのまま実生活に役立ちやすいのが特徴です。

合格率の目安:公式には公表されていませんが、認定機関の講座内容を理解していれば合格を狙いやすい構成とされています。

取得後に活かせる仕事・関連する職種

防災レッスン・セミナー講師

公式サイトでも触れられているとおり、防災レッスンを開催する担い手として活動することを想定した資格です。地域の集会やカルチャースクールなどで、家庭でできる備蓄や避難準備のポイントを伝える講師活動に活かせます。

子育て世帯向けの防災アドバイザー

小さな子どもがいる家庭では、非常食やおむつの備蓄など、一般的な防災知識とは異なる配慮が必要になります。子育て支援の現場で、家庭ごとの事情に合わせた防災アドバイスをする役割にも応用できます。

マンション管理・不動産関連スタッフ

マンションの管理組合や不動産会社のスタッフが、入居者向けの防災案内や備蓄品の提案をする際にも役立つ知識です。物件の防災対策をアピールポイントとして説明できるようになります。

企業の総務・BCP担当者

企業の総務部門でオフィスの備蓄品を管理したり、簡易的な事業継続計画(BCP)の見直しに関わったりする担当者にとっても、家庭の防災知識を応用できる場面があります。社員向けの防災研修や、防災グッズの選定基準を説明する際の根拠づくりにも活用できます。

BCPとは、Business Continuity Plan(事業継続計画)の略で、災害や事故が起きた際にも重要な業務を止めない、あるいは早期に復旧させるための計画のことです。

誕生の背景・歴史

JAFA設立の経緯

JAFAは、デジタル化が進む社会の中で知識やリテラシーの格差が広がることへの懸念から、時代に合った形で役立つ知識を届けることを目的に設立された団体です。防災コンシェルジュも、暮らしに直結する実践的な知識を広めるという同協会の方針に沿って生まれた資格の一つです。

相次ぐ自然災害と家庭防災への関心の高まり

近年、地震や台風、豪雨などの自然災害が全国各地で相次いだことを背景に、行政や地域だけに頼らず、各家庭で備える「自助」の重要性が繰り返し呼びかけられるようになりました。こうした流れの中で、専門的な防災士とは別に、まずは家庭内で実践できる知識を手軽に学べる資格へのニーズが高まったと考えられます。

「formie」の講座形式と学習の進め方

防災コンシェルジュの受講は、JAFAが認定する教育機関「formie(フォーミー)」の通信講座を通じて行われます。動画やテキストで学習した後、在宅のままWebシステム上で受験できるため、会場に足を運ぶ必要がありません。育児や仕事で外出の時間を確保しにくい人でも、隙間時間を使って自分のペースで学習を進められる点が特徴です。標準的な学習期間は数週間程度とされており、短期間で「防災の基礎知識がある」ことを形にしたい人に向いた設計といえます。

formie(フォーミー)とは、在宅で学べる通信講座・資格取得サービスを幅広く展開している教育機関です。防災コンシェルジュ以外にも、JAFAをはじめとする複数の認定団体の資格講座を取り扱っています。

どんな人が、どんな目的で取得しているのか

子育て中の家庭の親

子どもを守るために家庭の防災対策を見直したいという動機で学ぶ人が多く見られます。避難場所の確認や非常持ち出し袋の準備など、具体的な行動に落とし込める知識を求めています。

地域活動やPTA活動に関わる人

自治会やPTAで防災訓練の企画に関わる人が、より説得力を持って住民や保護者に説明するための知識を身につける目的で取得するケースもあります。

防災士へのステップとして学びたい人

いきなり研修講座や救急救命講習を受ける防災士に挑戦する前に、まずは在宅で気軽に防災知識に触れておきたいという人が、入門的な位置づけで取得することもあります。

豆知識:日本の防災をめぐる意外な話

「防災の日」は関東大震災がきっかけ

毎年9月1日は「防災の日」とされていますが、これは1923年(大正12年)に発生した関東大震災の日にちなんで制定されたものです。台風シーズンにあたる時期でもあることから、地震だけでなく風水害への備えを見直す機会としても位置づけられています。

非常食の賞味期限は「ローリングストック」で解決

備蓄というと特別な非常食を買い込むイメージがありますが、近年は普段の食料品を少し多めに買い、賞味期限が近いものから消費して補充する「ローリングストック」という方法が推奨されています。特別な準備をしなくても自然に備蓄が回っていく仕組みで、防災コンシェルジュのような資格でもこうした実践的な工夫を学べます。

備蓄は「最低3日分、できれば1週間分」が目安

大規模災害時は、支援物資が届くまでに数日かかることも想定されており、目安として最低でも3日分、可能であれば1週間分の水や食料を備蓄しておくことが推奨されています。とくに大都市では、支援拠点までの道路が混雑・寸断されるリスクも高いため、家庭ごとの備えがより重視される傾向にあります。

まとめ ― 家庭の「もしも」に備える第一歩になる資格

こんな方にとくにおすすめ

  • 子育て中で家庭の防災対策を見直したい方
  • 地域活動やPTAで防災に関わる機会がある方
  • 防災士に挑戦する前にまず基礎を学びたい方
  • 在宅で完結する資格から防災を学び始めたい方

取得に向けた第一歩

まずはJAFA認定機関のformieが提供する講座内容を確認してみましょう。在宅で完結できる手軽さがあるため、家事や育児の合間を使って無理なく防災の基礎知識を身につけられます。

公式サイト:防災コンシェルジュ資格 公式ページ(JAFA)