ウォーキングアドバイザーについて

在宅受験可誰でも受験可
民間資格

ウォーキングアドバイザーとは?

概要・難易度・取得後の活かし方を解説

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ウォーキングアドバイザーの概要

ウォーキングアドバイザーは、一般社団法人日本生活環境支援協会(JLESA)が認定する資格です。ウォーキングが持つ有酸素運動効果や、心身に与える影響についての知識を体系的に学び、健康増進やダイエット、生活習慣病の予防にどう役立つかをアドバイスできることを認定します。以前は「健康ウォーキングアドバイザー」という名称でした。

※ JLESAとは、暮らしや健康にまつわる幅広いテーマで民間資格を認定している団体で、この資格のほかにも「運動メンタル士」「ダイエットアドバイザー」など生活系の資格を多数展開しています。

試験の出題範囲と形式

出題範囲は、ウォーキングによる有酸素運動効果、心身に与える影響、健康増進やダイエットへの活用法、生活習慣病の予防に関する知識など、幅広い内容が対象です。ウォーキングという誰でも始めやすい運動を切り口に、健康全般の知識を問われる構成になっています。

有酸素運動とは、酸素を使って脂肪や糖をエネルギーに変える運動のことで、ウォーキングやジョギングが代表例です。試験でも心肺機能への効果として出題される中心テーマのひとつです。

試験は在宅受験方式です。インターネットで申し込むと試験問題が郵送され、解答を返送すると10日前後で「合否結果照会」から確認できます。試験期間・受験申込み期間は廃止されており、現在はいつでも受験可能です。

受験資格・対象者

受験資格に制限はなく、誰でも受験できます。受験料は10,000円(税込)で、合格基準は70%以上の評価です。合格後は任意で認定カード・認定証(各5,500円)を発行してもらえます。

特別な道具がいらない運動を扱う資格というポジション

ジムでの筋トレ指導やヨガのような専門的な運動指導と違い、ウォーキングアドバイザーは誰もが日常的に行っている「歩く」という動作を対象にしている点が特徴です。特別な設備がなくても始められる運動だからこそ、健康づくりの入り口として提案しやすい知識になります。

難易度・学習時間の目安

★☆☆☆☆ 日常の運動知識の延長で取り組める入門レベル

出題内容は専門的な運動生理学の詳細までは求められず、健康づくりの基礎知識を押さえていれば対応できる範囲です。学習時間の目安は20〜30時間程度とされています。公式教材やウォーキング関連の健康書籍を併用すると理解が進みます。

生活習慣病とは、食事や運動不足など日々の生活習慣が原因で発症・進行する病気の総称で、高血圧や糖尿病などが代表例です。ウォーキングによる予防効果は試験の重要な出題ポイントです。

合格率の目安:公式には公表されていません。合格基準は70%以上の評価とされており、出題範囲の内容を一通り理解していれば十分に対応できるレベルです。

取得後に活かせる仕事・関連する職種

ウォーキングインストラクター・歩き方講師

正しい歩き方や姿勢の指導、地域のウォーキングイベントの企画・運営など、歩くことを軸にした活動の肩書きとして活用できます。「なんとなく良さそう」ではなく、有酸素運動効果の知識に基づいて説明できる点が強みになります。

健康グッズ販売・スポーツ用品店スタッフ

ウォーキングシューズや歩数計などの健康グッズを扱う販売現場で、商品の効果を裏付けを持って説明できるようになります。顧客の目的(ダイエット・生活習慣病予防など)に合わせた提案がしやすくなります。

カルチャースクール講師・健康講座の企画者

自宅やカルチャースクールでウォーキング講座を開く際の肩書きとしても使えます。年代を問わず始めやすいテーマのため、シニア向けの健康講座から親子向けのイベントまで、幅広い層への企画に生かせます。

誕生の背景・歴史

生活密着型の民間資格として登場

ウォーキングアドバイザーは、JLESAが手がける「暮らしに役立つ知識を資格化する」というコンセプトのもとに生まれた資格のひとつです。特別な運動経験がなくても学べる、日常に根ざした健康知識を資格化した点が特徴です。

「健康ウォーキングアドバイザー」からの名称変更

この資格はもともと「健康ウォーキングアドバイザー」という名称でしたが、現在は「ウォーキングアドバイザー」に整理されています。また、かつては受験期間や申込み期間が定められていた時期もありましたが、現在はその制限が撤廃され、いつでも申し込める在宅受験方式に一本化されています。

どんな人が、どんな目的で取得しているのか

ウォーキングを健康習慣にしたい人

すでにウォーキングを日課にしている人が、その効果を正しく理解し、より効率よく健康づくりに生かしたいという動機で受験するケースが多く見られます。

シニア層の健康づくりを支援したい人

地域のウォーキングサークルやシニア向けの健康教室で、参加者に正しい知識を伝えたいという動機で取得する人もいます。運動経験の少ない層にも安心して勧めやすい種目という点が支持されています。

健康・美容分野で副業や講師業を考えている人

SNSでの発信や、カルチャースクールでの講師活動の肩書きとして、「JLESA認定資格」を活用したいと考える人も一定数います。

豆知識:ウォーキングをめぐる話

「1日1万歩」の由来は万歩計の商品名だった

「1日1万歩歩けば健康にいい」という言葉は広く知られていますが、これは1960年代に日本のメーカーが発売した歩数計の商品名「万歩計」がきっかけで広まったともいわれています。当時の学術的な研究に基づいた数値というより、覚えやすいキャッチコピーとして定着した経緯がある点は、ウォーキングを学ぶうえで意外と知られていない豆知識です。

歩幅と速度を変えるだけで運動効果が変わる

同じ距離を歩いても、歩幅を広げてやや速いペースで歩く「速歩き」は、通常の散歩に比べて心肺機能への負荷が高まり、有酸素運動としての効果も変わってきます。出題範囲にある「心身に与える影響」を学ぶことで、目的に応じた歩き方の違いを説明できるようになる点が、この資格ならではの実用性です。

まとめ ― 「歩く」を健康づくりの武器にする

こんな方にとくにおすすめ

  • 日々のウォーキングをより効果的な健康習慣にしたい人
  • シニア層など運動経験の少ない人にも安心して勧められる知識を身につけたい人
  • 健康・美容分野で活動する際の肩書きを増やしたい人

取得に向けた第一歩

まずは公式サイトから受験申し込みを行い、教材が届いたら出題範囲に沿って学習を進めるのが基本の流れです。関連資格の「ダイエットアドバイザー」も合わせて学ぶと、健康・美容分野の知識をより広くカバーできます。「特別な運動」ではなく「毎日の歩き方」を見直すことから健康づくりが始まるという考え方が、この資格が伝えたい核でもあります。

公式サイト:ウォーキングアドバイザー資格 公式サイト(JLESA)