メイクセラピー検定(JMTA)について

CBT・オンライン試験在宅受験可実技試験あり筆記試験実務経験・学歴が必要誰でも受験可
民間資格

メイクセラピー検定(JMTA)とは?

概要・難易度・心理学とメイクを融合した検定を解説

スポンサーリンク

メイクセラピー検定(JMTA)の概要

メイクセラピー検定は、一般社団法人メイクセラピストジャパン(JMTA)が主催する検定試験です。心理カウンセリングの手法を取り入れたメイクアップ技法「メイクセラピー」の知識と技術を測る、化粧療法の一環として位置づけられる検定です。外見をきれいにすることだけでなく、心理的なサポートを目的にしている点が大きな特徴です。

メイクセラピーとは、心理カウンセリングの手法をメイクアップに取り入れ、外見の変化を通じて心理的なサポートを行う技法のことです。医療・福祉分野でも活用されています。

試験の出題範囲と形式

試験は「メイクセラピー的心理学」「コミュニケーション」「化粧心理学」といった心理面のアプローチと、「メイク理論」「色彩学」などメイクアップに必要な知識の両方から出題されます。MC級・3級・準2級はオンラインまたは郵送で通年受験でき、2級以上は実技試験も課される段階的な構成です。

化粧心理学とは、化粧が人の心理や行動にどのような影響を与えるかを研究する学問のことで、メイクセラピーの理論的な土台になっています。

受験資格・級構成

検定はMC級・3級・準2級・2級・1級・特級の6段階です。3級(認定メイクセラピーガイド)から2級(認定メイクセラピーアドバイザー)までは受験資格に制限がなく、誰でも挑戦できます。1級(認定メイクセラピープロデューサー)は2級合格が条件、最上位の特級(認定メイクセラピスト)は1級合格に加えて活動報告書の提出と認定講座の受講が必要という、段階を踏んで専門性を高めていく設計です。

難易度・学習時間の目安

★★☆☆☆ 入門級はオンライン受験可、上位級ほど実技・カウンセリング力も問われる

3級・準2級はオンラインまたは郵送で自分のペースから始められる一方、2級以上になると会場での実技試験が加わり、マナーやカウンセリング力まで評価されるようになります。合格基準はどの級も筆記・実技ともにおおむね80%以上とされ、単なる暗記だけでなく実践的な理解が求められる試験です。

合格率の目安:公式には非公表。合格基準は筆記・実技とも80%前後(特級の筆記のみ70%)とされ、級が上がるほど実技・カウンセリング面の評価も加わります。

取得後に活かせる仕事・関連する職種

介護・福祉施設でのメイクサポート

高齢者や外見に悩みを抱える方の社会復帰を後押しするメイクサポートは、メイクセラピーが最も力を発揮する場面のひとつです。JMTAでは介護福祉機関でのボランティア活動も展開しており、検定で学んだ知識をそのまま福祉の現場で活かせます。

美容専門学校・企業研修の講師

発足20年以上の歴史を持つ検定で、専門学校や大手化粧品メーカーでも団体受験が導入されています。上位級を取得すれば、教育機関への講師派遣や企業研修の講師として活動する道も開けます。

メイクを通じたセカンドキャリア・パートナーシップ支援

JMTAは「なりたい自分になる」メソッドの普及を掲げ、セカンドキャリア支援やパートナーシップ支援といった社会貢献事業も展開しています。メイクセラピストとして、美容の枠を超えた人生の節目に寄り添う仕事に携われるのも魅力です。

誕生の背景・歴史

化粧療法という考え方から生まれた検定

メイクセラピー検定は、単に美しくなるためのメイク技術ではなく、化粧を通じて心理的な援助を行う「化粧療法」という考え方から生まれました。発足から20年以上が経ち、メイクと心理学を組み合わせるという当時としては珍しい発想が、時代とともに評価を高めてきた検定です。

ウェルビーイング社会への広がり

近年、JMTAは「ウェルビーイング社会の実現」を掲げ、企業研修・教育機関・介護福祉機関など活動の場を大きく広げています。高齢者向けの「メイクケアセラピー検定」を新設するなど、時代のニーズに合わせて検定制度そのものも進化を続けています。

どんな人が、どんな目的で取得しているのか

美容と心理の両方に関心がある人

メイクの技術だけでなく、人の心理にも興味がある人にとって、両方を体系的に学べる珍しい検定です。3級はオンラインで気軽に挑戦できるため、まずは知識だけ試してみたいという人の入り口にもなっています。

介護・福祉の仕事に携わる人

介護職や福祉関係の仕事をしながら、利用者の方によりよいケアを提供したいという理由で受験する人もいます。メイクを通じた心理的サポートは、既存の介護スキルにプラスできる専門性として評価されやすいようです。

美容専門職としてキャリアの幅を広げたい人

すでに美容師やメイクアップアーティストとして働いている人が、上位級を目指してキャリアの専門性を高めるケースもあります。特級まで取得すれば、講師や指導者としての道も見えてきます。

豆知識:メイクセラピーの意外な広がり

高齢者向け検定も新設

JMTAは近年、高齢者を対象とした「メイクケアセラピー(MC)検定」という新しい級も設けています。従来のメイクセラピー検定の枠組みを、超高齢社会のニーズに合わせて広げた形で、美容業界だけでなく介護業界からも注目されています。

特級は「活動報告書」も審査対象

最上位の特級(認定メイクセラピスト)を取得するには、筆記・実技試験に加えて活動報告書の提出が必要です。単に知識と技術があるだけでなく、実際にメイクセラピーを人のために実践してきた経験そのものが評価対象になる、珍しい審査方式だといわれています。

まとめ ― メイクで心を支える専門性を証明する検定

こんな方にとくにおすすめ

  • 美容の知識と心理学の両方に興味がある方
  • 介護・福祉の現場でメイクを通じたケアを提供したい方
  • 美容専門職としてカウンセリング力を身につけたい方
  • オンラインで気軽に美容系検定を試してみたい方

取得に向けた第一歩

まずは受験資格に制限のない3級(認定メイクセラピーガイド)から挑戦するのがおすすめです。オンラインまたは郵送で受験できるため、気軽に知識レベルを試すことができます。手応えを感じたら準2級・2級と段階的にステップアップし、最終的に特級を目指す道も見えてくるはずです。

公式サイト:一般社団法人メイクセラピストジャパン(JMTA)