チーズプロフェッショナルになるには?チーズのプロへの道

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チーズが好きで、「チーズを仕事にしたい」「もっと深く知りたい」と思ったとき、目標になるのが「チーズプロフェッショナル」です。いわば、チーズのソムリエのような専門家。「どうやったらなれるの?」「試験は難しい?」と気になる人も多いはず。この記事では、チーズプロフェッショナルになる道を、入門の資格から段階を追って解説します。

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チーズプロフェッショナルとは:チーズのソムリエ

チーズプロフェッショナル資格認定試験について
「チーズプロフェッショナル資格認定試験」とは?チーズに関する専門知識・テイスティング能力を認定する民間資格です。難易度や試験内容、取得メリットをわかりやすく解説します。

チーズプロフェッショナルは、チーズに関する幅広い知識と、味わう技術を持つ専門家を認定する民間資格です。運営しているのは、NPO法人チーズプロフェッショナル協会(C.P.A.)。チーズを日本の食卓に広めることを目的に活動している団体です。チーズの歴史や製法、種類、産地、保存やカット、提供の仕方、そしてワインなど飲み物との相性まで、チーズを総合的に扱う――まさに「チーズのソムリエ」と呼べる存在です。

資格の名前が示すとおり、チーズプロフェッショナルは「チーズの伝え手」となる人に与えられる資格です。ただチーズに詳しいだけでなく、その魅力を、お客さんや周りの人に伝えられることが大切にされています。チーズ専門店や、レストラン、輸入・販売の会社など、チーズに関わる仕事で活かせる、専門性の証になる資格です。

入門から本格へ:2つの段階

チーズの資格には、段階があります。いきなり最上位を目指すのではなく、入門から順に進めるようになっています。その構成を、下の表にまとめました。

段階内容
入門:C.P.A.チーズ検定合格で「コムラード・オブ・チーズ」に認定。誰でも受験可
本格:チーズプロフェッショナルその上位。愛好家や業務で携わる人向け

まず入門にあたるのが「C.P.A.チーズ検定」です。これに合格すると、「コムラード・オブ・チーズ(チーズの仲間)」という、なんともユニークな呼称に認定されます。年齢や職業を問わず、誰でも挑戦でき、講習会と試験がセットになっています。そして、その上位に位置づけられるのが「チーズプロフェッショナル」。チーズを本格的に極めたい愛好家や、飲食・販売などの仕事でチーズに携わる人が目指す、上級の資格です。まず入門のチーズ検定で基礎を固め、その先にチーズプロフェッショナルがある、という流れです。

試験の内容と難易度

チーズプロフェッショナルの試験は、なかなか本格的です。二段階の構成になっています。

まず一次試験は、パソコンで受ける学科の試験(CBT方式)です。チーズの幅広い知識が問われます。これを通過すると、二次試験へ。二次では、テイスティングや記述などが課されます。つまり、知識だけでなく、実際にチーズを味わって見分ける力まで試されるのです。ここが「チーズのソムリエ」たるゆえん。合格には、両方の試験でそれぞれ7割以上の得点が必要とされます。合格率は、年によりますが、決して高くはなく、難関とされています。なお、受験には、その年度の協会の会員であることが条件になっています。しっかり学んで臨む必要のある資格です。

二次のテイスティングは、この資格ならではの、なかなか手ごわい関門です。チーズには、白カビ、青カビ、ウォッシュ、ハードタイプなど、さまざまな種類があり、それぞれに独特の風味があります。それらを実際に口にして、種類や特徴を見分けるには、日ごろから、いろいろなチーズを食べ比べ、味わいを覚えておく必要があります。知識を頭に入れるだけでなく、舌でも学ぶ――そんな地道な積み重ねが求められるのです。一次に合格すると、二次だけを一定期間、再挑戦できる仕組みもあるので、テイスティングをじっくり磨いてから臨むこともできます。

※ 試験の形式や合格率、受験の条件、受験料、実施の時期は、年度によって変わることがあります。挑戦する際は、必ずチーズプロフェッショナル協会(C.P.A.)の公式サイトで、最新の要項を確認してください。

チーズプロフェッショナルになるには

では、実際にチーズプロフェッショナルになるには、どう進めればよいのでしょうか。基本は、「学んで、試験に挑戦する」という道です。

チーズが好きで学びたい人が、独学や、協会のセミナー・講座などで知識を身につけ、試験に挑戦します。おすすめは、いきなり上級を狙うのではなく、まず入門の「チーズ検定」から入ること。基礎を固めてから、本格的なチーズプロフェッショナルへと、段階的に進むのが着実です。受験するのは、飲食店やチーズ専門店、輸入商社、製造などで働く実務者や、本格的に学びたい愛好家など、さまざま。協会は、専門の技能を学べるセミナーやイベントも開いていて、学びの場が整っています。チーズへの「好き」を、確かな知識に変えていける道です。

資格を活かせる場所

チーズプロフェッショナルの資格は、どんな場所で活かせるのでしょうか。チーズが関わる場面は、意外と多くあります。

チーズ専門店や、ワインバー、レストラン、輸入・販売の会社などでの仕事はもちろん、チーズの魅力を伝える講師や、イベントの運営などでも、専門性を発揮できます。近年は、国産のナチュラルチーズが広がり、チーズの人気も高まっています。そんななかで、チーズを深く知る人の存在感は、少しずつ増しています。ただし、正直にお伝えすると、この資格だけで独立できる、というものではありません。あくまで、知識と経験の裏づけ。資格で得た知識を土台に、現場での経験を積み重ねてこそ、チーズのプロとして活躍できます。「好き」を武器に、じっくりキャリアを築いていく道です。

持ち帰り豆知識:合格者は”チーズの仲間”

この資格には、ちょっと心があたたかくなる特徴があります。入門のチーズ検定に合格すると、「コムラード・オブ・チーズ」という呼称に認定されるのですが、これは日本語にすると「チーズの仲間」という意味です。

「合格者」でも「有資格者」でもなく、「チーズの仲間」。この呼び方には、チーズを愛する人たちが、ともに楽しみ、広めていこう、という協会の思いが込められているように感じられます。資格というと、堅苦しく、競争のイメージがあるかもしれませんが、チーズの資格は、どこか温かく、楽しさにあふれています。そして、上級のチーズプロフェッショナルでは、二次試験でテイスティングが課される――実際にチーズを味わって見分ける、まさに「舌で挑む」試験です。好きなものを、とことん味わって学べる。そんな幸せな資格だと言えるでしょう。

まとめ:好きを深めて、チーズのプロへ

チーズプロフェッショナルは、チーズの知識と味わう技術を認定する、C.P.A.の民間資格です。入門のチーズ検定(コムラード・オブ・チーズ)から、本格的なチーズプロフェッショナルへと、段階的に目指せます。二次試験でテイスティングがある本格派で、なるには、学んで試験に挑戦するのが道。専門店やレストランなどで活かせます。

チーズを仕事にしたい、深く知りたいと思うなら、最初の一歩は、入門のチーズ検定から始めてみること。基礎を楽しく学びながら、チーズの奥深い世界に踏み込んでいけます。好きなものを学ぶ時間は、それ自体が喜びです。なお、試験の形式や条件、受験料は変わることがあるので、挑戦の前にチーズプロフェッショナル協会の公式サイトで最新情報を確認してください。

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