CFP(上級ファイナンシャル・プランナー)について

筆記試験実務経験・学歴が必要
民間資格

CFP(上級ファイナンシャル・プランナー)とは?

概要・難易度・FPの上級・国際資格を解説

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CFPの概要

CFP(サーティファイド・ファイナンシャル・プランナー)は、NPO法人日本FP協会が認定する、ファイナンシャル・プランニングの上級資格です。世界25前後の国・地域で導入されている国際的なFP資格で、国内では最上級レベルに位置づけられ、国家資格の1級FP技能士に相当します。高度な専門知識をもとに、顧客の資産設計やライフプランに、より深く踏み込んだコンサルティングを行える、FPの「最高峰」といえる資格です。

国際資格:CFPは世界共通の基準で認定される国際資格です。海外でも通用するFP資格として、グローバルに活躍したい人にも価値があります。

6課目の試験

CFP資格審査試験は、「金融資産運用設計」「不動産運用設計」「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」「リスクと保険」「タックスプランニング」「相続・事業承継設計」の6課目で構成されます。各課目は四肢択一の50問・2時間で、1課目ずつ受験・合格できます。年2回(6月・11月)実施され、自分のペースで全課目の合格を目指せます。

受験資格と認定の要件

CFPを受験するには、AFP認定者であることが前提です(協会認定大学院の所定課程を修了した人も受験できます)。6課目すべてに合格したうえで、通算3年の実務経験などの要件を満たすことで、CFPとして認定されます。資格取得後は、2年ごとの継続教育による更新が必要です。AFPからの段階的なステップアップが基本の流れです。

AFPとの関係:CFPはAFPの上位資格です。まずAFPを取得し、そのうえでCFPの6課目に挑戦する、という順序になります。AFPがFPの標準、CFPが上級・国際資格という位置づけです。

難易度・学習時間の目安

★★★★☆ 1級FP技能士相当の上級資格。6課目それぞれに専門的な対策が必要で、計画的な学習が求められます。

CFPは、1級FP技能士に相当する上級資格で、AFPよりも一段高い専門性が求められます。6課目それぞれに踏み込んだ知識と応用力が必要で、全課目を合格するには相応の学習時間がかかります。一方、1課目ずつ受験できるため、働きながら計画的に取り組めるのは利点です。各課目を着実に攻略し、長期的な視点で全課目合格を目指すのが王道です。

合格率の目安:各課目おおむね30〜40%で推移します。全6課目を一度に合格する人は1割前後で、課目ごとに着実に積み上げるのが現実的です。

取得後に活かせる仕事・関連する職種

金融機関・証券・保険の高度提案

銀行・証券・保険会社などで、より高度な資産設計やコンサルティングにCFPの専門性が活きます。富裕層向けの相談や、複雑なライフプラン設計など、深い知識が求められる業務で、CFP保有者は高く評価されます。社内でのキャリアアップにもつながります。

独立系FP・コンサルタント

独立してFPやコンサルタントとして活動する人にとって、CFPは専門性を裏付ける強力な資格です。国際資格としての信頼性もあり、顧客から選ばれる理由になります。高度な相談に対応できることで、提供できるサービスの幅と質が大きく広がります。

富裕層・相続分野での活躍

相続・事業承継設計を含む6課目を学ぶCFPは、富裕層向けの資産管理や相続相談の分野でも力を発揮します。お金に関する総合的かつ高度な知識をもとに、顧客の人生全体に寄り添う提案ができる専門家として活躍できます。

誕生の背景・関連知識

世界共通のFP最上級資格

FPの考え方は欧米で発展し、世界共通の上級資格としてCFPが整えられました。国境を越えて通用するこの資格は、グローバル化する金融の世界で、FPの専門性を国際水準で保証するものです。日本でも、FPの最上級資格として広く認知され、金融業界で高い評価を得ています。

AFPからCFPへのキャリアパス

日本FP協会は、FPの能力を段階的に高められるよう、AFP(標準)からCFP(上級)へというキャリアパスを設けています。基礎を固めたAFP認定者が、さらに専門性を磨いてCFPへと進む——この道筋により、質の高いFPが計画的に育つ仕組みが整えられています。

1級FP技能士との関係:CFPの6課目すべてに合格すると、国家資格である1級FP技能検定の学科試験が免除されるなど、両資格は密接に関係しています。CFPは国家資格の最上級とも結びついた資格です。

どんな人が、どんな目的で取得しているのか

FPとして専門性を極めたい人

AFPを取得した人が、FPとしての専門性をさらに高めるためにCFPを目指します。最上級の資格を得ることで、より高度な相談に応じられるプロフェッショナルへと成長できます。

金融・保険業界のプロフェッショナル

金融機関や保険会社で、ハイレベルな提案力を武器にキャリアを築きたい人が取得します。富裕層対応や複雑な資産設計など、専門性が問われる業務で活躍するための資格として選ばれています。

独立・グローバルを視野に入れる人

独立開業や、国際的に通用する資格を求める人が取得します。世界基準のFP資格であるCFPは、独立FPとしての信頼や、グローバルなキャリアの土台になります。

豆知識:FPの「頂点」へ

1課目ずつ、確実に積み上げる

CFPの6課目は、一度にすべて合格する必要はありません。多くの人が、得意な課目から1つずつ、数回の試験に分けて合格を積み上げています。働きながらでも、計画的にコツコツ進めれば必ず到達できる——険しく見えて、実は現実的に頂点を目指せる資格です。

「お金の総合医」になれる

運用・不動産・保険・税金・相続まで6分野を高いレベルで修めたCFPは、いわばお金の「総合医」です。一つの商品や分野にとどまらず、顧客の人生全体を見渡して最適な提案ができる——その総合力こそが、CFPの最大の価値といえます。

まとめ ― FPの最高峰・国際資格

こんな方にとくにおすすめ

  • AFPを取得し、さらに専門性を極めたい方
  • 金融・保険業界で高度な提案力を磨きたい方
  • 富裕層対応・相続分野で活躍したい方
  • 独立や、国際的に通用する資格を目指す方

取得に向けた第一歩

まずはAFPを取得し、そのうえで日本FP協会の公式情報でCFP資格審査試験の6課目や日程を確認しましょう。全課目を一度に狙う必要はないので、得意な課目から1つずつ計画的に受験するのが現実的です。実務経験の要件もあわせて確認し、長期的な視点でFPの頂点を目指しましょう。

公式サイト:CFP資格(日本FP協会)