メンタルケア心理士とは?
概要・難易度・取得のメリットを解説
メンタルケア心理士の概要
メンタルケア心理士®は、メンタルケア学術学会が認定する学会認定資格で、心理学の基礎知識・カウンセリングの基本技術・メンタルヘルスの基礎を習得していることを証明する資格です。認定教育機関のカリキュラムを修了したうえで、全国約200か所のテストセンターで実施されるCBT試験(コンピューターを使った試験)に合格することで取得できます。
※ メンタルケア心理士は「認定教育機関のカリキュラムを修了すればCBT試験を受験できる」という取り組みやすさが特徴です。専門的なカウンセラー資格(公認心理師・産業カウンセラー)と比較して実務的な専門性は限定的ですが、心理学・カウンセリングの基礎知識を短期間で習得したい方や、医療・介護・教育の現場でメンタルケアの基礎知識を証明したい方に活用されています。
どんな人のための資格?
心理学・カウンセリングの基礎を学びたい社会人・主婦・学生の方、医療・介護・教育の現場でメンタルケアの知識を活かしたい方、心理系の資格に興味はあるが大学院修了が難しい方に選ばれています。
試験の受け方
認定教育機関の講座を修了後、全国約200か所のテストセンターでCBT試験(コンピューターを使った試験)を受験します。試験時間は90分、四肢択一40問で、カウンセリングの基礎・心理学の基礎・メンタルヘルスの基礎などから出題されます。
※ 合格基準は正答率70%以上(28問以上正解)で、CBT試験移行後(2018年度〜)の合格率は50〜60%程度とされます。費用は認定講座受講料+受験料で3〜6万円程度が目安。「メンタルケア心理士」と「メンタルケア心理専門士」(上位資格)の2段階があります。
独学での取得は可能?
「メンタルケア心理士 独学」と検索する人も少なくありませんが、メンタルケア心理士は認定教育機関の講座修了が受験の前提条件になっているため、市販テキストのみでの完全な独学受験はできません。ただし通信講座は基本的に自宅学習が中心で、通学の必要がないため、実質的には「独学に近い形」で学べる資格ともいえます。学習期間の目安は3〜4か月程度で、講座のカリキュラムに沿って進めれば、初めて心理学を学ぶ社会人でも取り組みやすい設計になっています。
受験資格や試験内容は変更される場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
難易度・学習時間の目安
結論からいうと、メンタルケア心理士は「認定講座を修了してCBT試験に合格する、心理学・カウンセリングの基礎知識を証明する学会認定資格」です。大学院修了や実務経験が不要のため、心理系資格の入口として社会人・主婦・学生に人気があります。
客観的な目安となる数値
- 取得難易度:認定講座修了+CBT試験合格(正答率70%以上)で取得可能
- 費用の目安:通信講座料金+受験料合計3〜6万円程度
取得後に活かせる仕事・関連する資格
- 医療・介護・福祉現場でのメンタルサポート・傾聴対応の知識として活用
- 教育・保育の現場での子どもや保護者への心理的サポートの基礎として
- 自己啓発・人間関係・コミュニケーション改善への心理学知識として活用
関連する資格にも目を向けてみよう
- 産業カウンセラー:職場のメンタルヘルスに特化した実務的な民間資格
- 公認心理師:心理職の国家資格(専門的なキャリアを目指すなら上位資格へ)
※ メンタルケア心理士は「心理学・カウンセリングへの入口資格」として位置づけられており、本格的なカウンセラー・心理士として就職・転職を目指す場合は、産業カウンセラー・公認心理師などの専門資格へのキャリアアップが推奨されます。それぞれの記事も準備が整い次第、このサイトでご紹介していく予定です。
誕生の背景・歴史
メンタルケア心理士は、通信教育・学会認定資格の普及とともに生まれた新しい形の心理系入門資格で、2000年代以降の「メンタルヘルスへの社会的関心の高まり」を背景に普及してきました。メンタルケア学術学会は認定教育機関と連携した資格認定制度を運営しており、心理・カウンセリング系の入門資格として広く知られています。
どんな人が、どんな目的で取得しているのか
- 心理・カウンセリングに興味のある社会人・主婦 ― 心理学の基礎を自己啓発として学びたい方
- 医療・介護・教育の現場スタッフ ― 職場でのメンタルケア対応の知識証明として取得
- 上位資格への足がかりとして ― 産業カウンセラー・公認心理師を目指すための基礎固めとして
こんな人におすすめ・こんな人にはやや物足りないかも
- おすすめな人:心理学・カウンセリングに興味があり手軽に始めたい方/医療・介護・教育現場でのメンタルケアの基礎知識を証明したい方
- やや物足りないかもしれない人:カウンセラーとして就職・転職に直接活かせる専門資格を求める方(産業カウンセラー・公認心理師が適しています)/採用要件・公的機関での活用を求める方
豆知識:「傾聴(アクティブ・リスニング)」の基本
カウンセリング・メンタルケアの基本スキルである「傾聴(アクティブ・リスニング)」は、相手の話をただ聞くのではなく「相手の言葉・感情・意図を深く理解し、共感的に受け止める」聴き方の技術です。「うなずき・相づち(非言語的フィードバック)」「反射(相手の言葉を繰り返す)」「要約(話のポイントをまとめて確認する)」「感情の反映(感情を言語化する)」などのスキルが含まれます。日常の人間関係・職場のコミュニケーションにも応用できるスキルです。
まとめ ― 心理学・カウンセリングへの第一歩「メンタルケア心理士」
メンタルケア心理士は、「心理学・カウンセリングの基礎を短期間で学び、メンタルケアの知識を日常・仕事に活かしたい」という方にとって、取得しやすい心理系入門資格のひとつです。
「心理学の知識で、周りの人をもっと理解し支えたい」――そう思ったときの最初の一歩として、メンタルケア心理士はきっと役に立ってくれるでしょう。
公式サイト:メンタルケア心理士 公式サイト
