暗号資産技能検定について

CBT・オンライン試験誰でも受験可
民間資格

暗号資産技能検定とは?

概要・難易度・取得後に活かせる仕事を解説

暗号資産技能検定の概要

暗号資産技能検定は、暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーンに関する基礎知識を認定する民間検定です。代表的なものとして、一般社団法人日本クリプトコイン協会が実施する「暗号通貨技能検定」があり、初級編と上級編に分かれているとされています。

ブロックチェーンとは、暗号資産の取引履歴などのデータを、複数のコンピュータで分散して管理する技術のことです。データの改ざんが難しい仕組みとして、暗号資産だけでなく、さまざまな分野での活用が検討されているとされています。

受験資格 ― 初級編は誰でも受験可能

初級編には特別な受験資格はなく、誰でも受験できるとされています。一方、上級編は初級編で一定の得点(80点以上)を取った人のみが受験できるとされ、まずは初級編から段階的にステップアップしていく構成になっているといわれています。

試験内容 ― お金の仕組みから暗号資産の基礎まで

初級編では、お金の歴史や仕組み、暗号資産の可能性、暗号資産とは何か、決済システムの進化、ブロックチェーンの基本的な技術(プロトコル)、ウォレットの作成演習といったテーマで構成されているとされています。暗号資産の知識がない人でも理解できるよう、基礎から段階的に学べる内容になっているといわれています。

ウォレットとは、暗号資産を保管・管理するためのデジタル上の「お財布」のことです。暗号資産を安全に取り扱うためには、ウォレットの仕組みや管理方法を理解しておくことが重要とされています。

オンラインで受講・受験可能

暗号通貨技能検定は、オンラインで講座を受講し、その後の検定試験に合格することで資格が授与される形式とされています。会場に出向く必要がなく、自分のペースで学習を進められる点が特徴といわれています。

難易度・合格率の目安

初級編は暗号資産の基礎知識を体系的に学べる、初心者向けの取り組みやすい検定です

初級編は基礎知識の確認が中心

初級編は、暗号資産やブロックチェーンの基礎知識を確認する内容が中心とされ、講座をしっかり受講していれば対応しやすいといわれています。合格率は公表されていないことが多いとされていますが、初心者向けの位置づけであるため、難易度は高くないとされています。

合格率の目安:初級編は基礎知識の確認が中心で、講座を受講していれば対応しやすいとされています。上級編は、より専門的な内容が問われるため、初級編で扱った知識をしっかり復習しておくことがポイントといわれています。

暗号資産の制度・技術は変化が早い分野

暗号資産に関する制度や技術は変化が早い分野とされ、学習の際には最新の情報を確認することが重要とされています。古い情報のまま学習すると、現在の制度や仕組みと食い違う場合があるといわれています。

取得後に活かせる仕事・関連する職種

暗号資産交換業者・金融機関の説明担当者

暗号資産交換業者や、暗号資産関連サービスを提供する企業では、お客様に対して暗号資産の仕組みやリスクをわかりやすく説明できる人材が求められているとされています。暗号資産技能検定で学ぶ基礎知識は、こうした説明業務の土台として活用できるといわれています。

FP・金融商品の提案担当者

FPや、金融商品の提案を行う担当者にとっても、お客様から暗号資産に関する質問を受ける機会が増えているとされています。暗号資産の基礎知識を持っておくことで、こうした質問にも一定の説明ができるようになるといわれています。

「公認アドバイザー」としての発信・教育活動

上級編に合格して「公認アドバイザー」の資格を得た人は、暗号資産に関する情報発信や、初心者向けの教育活動に携わることもあるとされています。資格を通じて得た知識を、ブログやセミナーなどで発信する人もいるといわれています。

誕生の背景・歴史

暗号資産の普及と知識の必要性

暗号資産技能検定は、ビットコインなどの暗号資産が一般にも知られるようになる中で、正しい知識を持たずに取引を始めてしまう人が増えたことを背景に整備されてきたとされています。基礎から体系的に学べる教育カリキュラムとして、検定試験とセットで提供される形が取られているといわれています。

日本クリプトコイン協会とは、暗号資産に関する教育活動や検定試験の実施を行う一般社団法人です。暗号通貨技能検定のほか、暗号資産に関するセミナーや講座を提供しているとされています。

金融業界での暗号資産教育の広がり

金融機関職員向けの検定を多数手がける団体でも、デジタル金融サービスに関する暗号資産関連の講座が提供されるようになってきたとされています。暗号資産が金融業界の中でも徐々に扱われるテーマとなり、関連知識を学ぶ機会が広がってきたといわれています。

どんな人が、どんな目的で取得しているのか

暗号資産に興味があり基礎から学びたい人

暗号資産に興味はあるものの、何から学べばよいかわからないという人が、体系的に基礎知識を身につけるために初級編を受講・受験することが多いとされています。投資を始める前に、リスクや仕組みを正しく理解しておきたいという目的で取得する人もいるといわれています。

金融機関や関連企業で暗号資産を扱う人

暗号資産交換業者や金融機関で、暗号資産関連の業務に携わる人が、お客様への説明力を高めるために取得することもあるとされています。専門用語をわかりやすく説明できるようになることを目的に学習する人が多いといわれています。

認定アドバイザーとは、初級編の検定試験に合格することで授与される資格のことです。さらに上級編の講座を受講し、特定の条件を満たすことで「公認アドバイザー」の資格が授与されるとされ、段階的にステップアップできる仕組みになっています。

豆知識:関連資格との違いとステップアップ

FP技能士との違い

FP技能士は、年金・保険・税金・不動産などライフプラン全般を扱う国家資格です。暗号資産技能検定は、暗号資産やブロックチェーンという特定の分野に特化している点が異なるとされています。FPの知識に暗号資産の知識を組み合わせることで、新しい資産形成手段についても相談対応ができるようになるといわれています。

証券外務員資格との違い

証券外務員資格は、株式や投資信託などの金融商品を勧誘・販売するために必要な資格です。暗号資産は証券外務員の対象とする金融商品とは異なる枠組みで扱われているとされ、暗号資産技能検定は、こうした新しい資産クラスについての基礎知識を補完する役割を持つといわれています。

まとめ ― 暗号資産の基礎を体系的に学べる検定

こんな方にとくにおすすめ

  • 暗号資産・ブロックチェーンの基礎を学びたい方
  • 暗号資産交換業者や金融機関で説明業務に携わる方
  • FPとして資産形成相談の幅を広げたい方
  • 投資を始める前に正しい知識を身につけたい方

取得に向けた第一歩

まずは初級編のオンライン講座を受講し、お金や暗号資産の基礎知識を体系的に学ぶことが第一歩です。基礎をしっかり固めたうえで、興味があれば上級編にも挑戦してみるとよいでしょう。暗号資産は制度の変化が早い分野のため、常に最新の情報を確認しながら学習を進めることが大切とされています。